企業の女性管理職育成を支援する「社外メンタープラン」のスタート
日本国内では、女性の管理職比率がわずか9.7%にとどまり、政府が目指す2020年までに30%とする目標達成には大きな課題があります。この状況を受けて、育キャリカレッジは1月10日から企業向けの新サービス「社外メンタープラン」を開始し、女性管理職の育成に向けた支援を強化します。
女性管理職育成の現状と課題
日本での女性管理職の少なさは、様々な要因によるものです。中小企業の中には女性管理職が全くいないところもあり、この構造的な問題は根深く、既存の育成プログラムだけでは解決が難しいのが現状です。特に、子育て世代の女性は、ハード面では働きやすい環境が整いつつあるものの、マインド面でのサポートが不足していることが問題です。これが女性管理職の育成を妨げている一因となっています。
育キャリカレッジでは、このような背景を受けて、経験豊富なメンターがサポートに立ち上がることを決断しました。具体的には、企業内での女性リーダーや管理職のキャリアアップの支援を行い、次世代の女性たちに必要な巡り合いとメンターシップを提供します。
サービス内容:社外メンタープラン
育キャリカレッジは以下の3つのプランを提供し、企業の女性のキャリアを支援します。
1. 女性管理職・リーダー育成プラン(女性限定)
育キャリカレッジのメンターが中長期的に女性管理職候補に寄り添います。リーダーとして求められるスキルを磨くためのメンタリングを実施し、次世代の女性リーダー育成を後押しします。担当するメンターは、豊富な経験を持つプロフェッショナルです。
2. 女性スタッフキャリアサポートプラン(女性限定)
このプランでは、企業の女性スタッフに適切なキャリア形成とモチベーション維持のサポートを行います。特に、妊娠中や育休前後、子育て中の女性のための特化コースもあり、具体的なニーズに応じたメンタリングを提供します。
3. 社内メンター育成プラン(男女可)
社内でのメンター育成を目指し、男女を問わずメンターシップを指導するプログラムです。メンター同士のコミュニティを形成することで、社内のメンター文化も醸成されます。
充実したメンター陣
育キャリカレッジには、多様なバックグラウンドを持つメンターが在籍しています。たとえば、日系企業、外資系企業、またさまざまな業界で経験を積んだプロフェッショナルたちが、実践的な知識とスキルをもとに参加します。
以下に、一部のメンターをご紹介します。
- - 安藤 知子(60代): マーケティングやマネジメントの経験が豊富で、日本ロレアルでの人事本部長を務めた経歴があります。
- - 梶本 由美(50代): 九州電力出身で、広報や営業に携わり、ダブルケアを経験しながら careerを切り拓きました。
- - 櫻木 友紀(40代): 外資系企業での国際業務経験を持つ、ライフイベントを両立させるメンター。
- - 鎌田 薫(30代): 幅広い業界で管理職を経験し、女性のキャリア支援に情熱を注ぐプロ。
お問い合わせおよびサービス開始日
この法人向け新サービスは2019年1月10日から提供開始します。興味のある企業様は、育キャリカレッジ事務局までお問い合わせください。詳細な情報は公式ウェブサイト(https://www.ikukyari.com/)でもご覧いただけます。
育キャリカレッジは、これまでの実績を基に、今後も女性管理職育成のさらなる支援に努める所存です。これを機に、多くの企業で女性リーダーが育つことを切に願っています。