アグリノート、ついに25,000組織を突破!
ウォーターセル株式会社が敢行する営農支援アプリ「アグリノート」が、2024年7月17日時点で利用組織数が25,000を超えたことを発表しました。当社の代表取締役社長、渡辺拓也は、この数字が示すのは、より多くの生産者が直面する課題を低減する手助けを行うための重要な一歩であると述べています。
利用組織数の経緯
アグリノートは2012年3月12日にサービスを開始し、以来その成長が続いています。特にこの数年で急速に増加し、25,000を突破したのは、農業のデジタル化が進む中、多くの生産者がアグリノートの利便性を認識した証ともいえるでしょう。登録圃場数も同様に堅調で、2024年4月にはなんと100万圃場を超えました。
この成長は、単にユーザー数が増加したからだけでなく、各組織が管理する圃場の増加にも寄与しています。効率的な情報管理と共有を図るため、作業者や機械数の制約を背景に、規模拡大が求められる中での対応として、アグリノートの利用が促進されています。
様々な作物の生産者に広がる利用
アグリノートは多様な作物の生産者に愛用されています。新規利用者に対しては、栽培する作物についてのアンケートが実施され、その結果は水稲や露地栽培、茶や花きなど、さまざまな作物が対象となっていることが明らかになっています。
このように、多種多様な生産者がアグリノートを利用することで、経営改善や情報の効率的な管理が進んでいます。2020年には米の販路拡大を目的とした「アグリノート米市場」が登場し、2022年には全体の営農情報を可視化する情報集約ツール「アグリノートマネージャー」が導入されるなど、サービスの拡充が行われています。
環境への取り組みと今後の展開
最近の取り組みとして、アグリノートに記録された栽培データの活用が進められています。特に、温室効果ガスの排出量の可視化やカーボンクレジットの創出に向けた仕組み作りを進めており、持続可能な農業の実現に向けた意識が高まっています。
今後も、ウォーターセルは「アグリノート」を中心に、農業生産者や関連するパートナーと協力しながら、サービスのさらなる進化を目指していきます。彼らは、「農業と食の豊かな未来を」との理念のもと、社会課題に立ち向かう情報プラットフォームの構築を目指し続けることでしょう。
終わりに
アグリノートの成長は、農業のデジタル化がどのように進行しているかを物語っています。今後の展開に注目しつつ、農業界がどう変化していくのか、期待が高まります。