感謝の気持ちが結集！パンダファミリーへのメッセージ19,617通が集まる

和歌山県白浜町に位置するアドベンチャーワールドで、2025年に帰国を予定しているジャイアントパンダファミリーへの“また会いたい”気持ちを募るイベントが実施され、なんと19,617通ものメッセージが集まりました。この活動は、日中共同で進められるジャイアントパンダ保護プロジェクトの重要性を伝え、多くの人に応援してもらいたいとの思いから始まりました。

イベントの背景

ジャイアントパンダが4頭帰国するというニュースは、多くのファンに驚きと寂しさを与えました。そこで、パンダへの感謝や愛情が感じられるメッセージを集めることで、彼らがどれほど特別な存在であったかを再確認する機会を設けました。このイベントには、パンダたちが未来の世代にも愛され続けるようにという願いが込められています。

イベント実施の様子

パーク内には特設コーナーが設けられ、訪れる人々が自由にメッセージを書き込むことができました。子供から大人まで、多くの方がその場に足を運び、生の想いを綴っていました。中には、感情が高まり涙を浮かべている姿も見受けられました。また、自宅に持ち帰りじっくりと考える方もいたそうです。

特設コーナーでは、地域の幼稚園や小学校、中学校とも連携し、多くの子供たちがパンダに対する感謝の気持ちを絵や言葉で表現しました。地域全体で盛り上げる取り組みが行われ、寄せられたメッセージは、パーク内に加え、地域の学校やオンラインなどさまざまな場所から寄せられました。

メッセージ集計結果

集まったメッセージは次の通りです：

- パーク内から：15,160通
- 地域の幼稚園・小学校・中学校から：2,844通
- オンラインでの募集から：851通
- その他（地域のホテル等）：762通

多くの人々の温かい心がこの結果に反映されています。

代表的なメッセージ

寄せられたメッセージの中には、次のようなものがありました：

- 「パンダさんへ、またアドベンチャーワールドにきてね。まってるよ。」（5歳）
- 「また日本にきてね。いつか中国にも行って会いたい。」（小学3年生）
- 「今までありがとう。また会える日を楽しみにしています。」（30代）
- 「私たちの町にいてくれてありがとう。」（中学1年生）
- 「パンダが日本に来てくれてありがとう。」（40代）

これらのメッセージは、その思いがどれほど深いものであるかを示しています。

次に向けた取り組み

今回のメッセージ募集は、この活動の第一弾に過ぎません。今後も、新たなパンダファミリーとの出会いに向けて、皆様の心を集める取り組みを続けていく予定です。「ありがとう」と「また会いたい」という気持ちが未来のいのちにつながっていくと信じています。この温かい絆を育んでいくことが重要です。

最後に、寄せられたメッセージは中国駐大阪総領事館にも届けられ、和歌山で愛されたパンダたちの存在とその期待が広められました。国を超えて命の大切さを守り続ける活動が今後も深まっていくことを願っています。