株式会社アップグレードが生成AI・人工知能EXPO秋に出展し新技術を紹介

株式会社アップグレードが生成AI・人工知能EXPO秋に出展

株式会社アップグレードが、2025年10月8日から10日まで幕張メッセで開催された「第6回 AI・人工知能 EXPO【秋】」に出展しました。この展示会は日本最大級のAI技術の専門展示会であり、アップグレードはDifyの公式パートナーとして参加しました。

生成AIの業務活用を提案

会社は「労働生産性革命を起こす」というミッションを持ち、企業のビジネスモデルを変革するための「生成AIパートナー事業」を展開しています。この出展では、Difyを活用した生成AIアプリケーションの開発や、ビジネス環境での活用事例が紹介されました。

ブースではデモンストレーションが行われ、来場者は生成AIの活用方法を直に体験できる機会がありました。特に多くの関心を集めたのは、生成AIの導入に関連する以下の課題でした。

1. AI開発の効率化と内製化

来場者の中には、特定の部署でAIを試したものの、全社的な展開における効率的な開発方法や管理体制について悩む声が多数寄せられました。この点に対して、Difyのようなノーコード・ローコードの開発基盤を利用することで、現場の担当者が自らAIアプリを開発し、改善できる「市民開発」のアプローチが広く共感を得ました。

2. 既存業務へのAIの組み込み

仕事の中で「AIを活用して分析や要約をさせても、その結果を最終的に手作業でPowerPointやExcelに戻している」といった実務上の課題も多く指摘されました。この問題に対し、Difyから直接Officeファイル形式での出力が可能という新しいプラグインのデモンストレーションが好評を博しました。

3. 専門的な業務課題の解決策

製造業からは複雑な業務課題についての質問も寄せられました。特に膨大な図面から情報を抽出し、整理するニーズに対しては当社が持つVLM（Visual Language Model）ベースの情報抽出技術が注目され、具体的な解決策を得たいという要望が見られました。

4. 業務診断プログラムの重要性

多くの来場者は「DXを推進しようと考えているが、どのように始めればよいかわからない」とか、「特定の部署でAI活用を始めたが、全社的な効果に結びついていない」といった悩みを抱えていました。これに対し、生成AI導入の効果が見込める分野を特定し、導入の方向性を示す「業務診断プログラム」が有効な手段として注目を集めました。

今後の展望

今回の出展を通じて、生成AI活用が具体的なフェーズに入りつつある企業が多く、実践的で信頼性の高いソリューションに対する需要が高まっていることを再認識しました。アップグレードは、展示会での貴重なご意見を基に、Difyの公式パートナーとしてさらに企業の生産性向上やビジネス変革に貢献できるサービスを提供することを目指します。

申し込み・相談の流れ

本サービスに関する詳細情報やお申し込み、導入相談については、弊社ウェブサイトの問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。ただし、特定のフォーム以外からのお問い合わせは受け付けておりません。

Difyについて

Difyは、米LangGenius社によって開発された革新的なAIアプリケーションプラットフォームで、ノーコード環境で高度なAIアプリケーションを迅速に構築・運用可能です。

ユーザーは、直感的なインターフェースを使い、自らの業務ニーズに応じたAIアプリケーションを柔軟に開発・カスタマイズできます。株式会社アップグレードはDifyの公式パートナー企業として、多様な業務に対応したソリューションを提供しています。