小豆島のオリーブ栽培とその魅力
香川県の小豆島は、オリーブの栽培地として知られ、その美しい自然とともに、独特の気候がオリーブの育成に適しています。井上誠耕園では、80年以上にわたりオリーブと柑橘を栽培してきました。特に手摘みにこだわり、それぞれのオリーブの品質を丁寧に選別して搾油しています。これは、三代目の園主が先代から受け継いできた理念のもと、品質の高さを追求するためのこだわりであり、他の産地にはない独自の手法です。
この秋、井上誠耕園では「小豆島産手摘み限定搾りたて出荷ピクアル種」オリーブオイルを新たに発売します。特に注目すべきは、生産現場の収穫から搾油までの様子をInstagramでリアルタイムに生配信すること。これは、オリーブオイルの具体的な生産過程を多くの人に知ってもらうための新しい試みです。
生配信の詳細
この生配信は、10月30日(木)の予定で、収穫、選果、搾油と3つのパートに分けて行われます。以下がそのスケジュールです。
手摘みによるオリーブの収穫を行い、熟練のスタッフがその細やかな手仕事を披露します。果実は一粒ずつ丁寧に選ばれます。
一粒ずつ人の手と目で熟度や品質によって選別。これにより最高の果実を用いたオリーブオイルが生まれます。
コールドプレス製法により搾りたてのオリーブオイルを生産。温度と時間の調整が香り高いオイルの生成を助けます。
ピクアル種の魅力
今回発売されるのは、国産の「ピクアル種」という希少なオリーブです。スペイン原産で、この品種は特に人気が高いですが、日本での栽培は少なく、貴重な品種です。ピクアル種は、スパイシーでほのかな苦味と辛味が特徴で、ポリフェノールが豊富に含まれています。100本限定のこのオリーブオイルは、搾りたての風味を楽しめるだけでなく、手元に届く感動も味わえます。
井上誠耕園の歴史
井上誠耕園は、昭和15年からオリーブと柑橘の栽培を続けています。地元の農業を守るため、井上家四代にわたり培われた知識と経験を生かし、地域の特性を活かした農業を行ってきました。現在も約160名のスタッフが一体となって、農業のすべてを行っています。
この生配信を通じて、日本のオリーブオイルの生産現場を知ってもらい、井上誠耕園のオリーブオイルがいかに特別であるかを体感していただければと思います。
企画情報
詳細は井上誠耕園のInstagramで随時発信します。ぜひこの機会に、手摘みのオリーブを体験してください。