高田茜、初全幕主演『シンデレラ』に挑む
英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル、高田茜が日本で初めて全幕主演を務める新作バレエ『シンデレラ』。振付師ヨハン・コボーが手掛けるこの作品は、今だからこそ感じられるファンタジーと感動に満ちています。
笑う人々の夢を描く「シンデレラ」
『シンデレラ』は誰もが知る物語ですが、バレエとしてのアプローチは振付家によって異なります。今回、高田が挑む新作は、信じる心の大切さや困難を乗り越えて見つけた“真実の愛”が描かれており、観客に深い感動を与えることでしょう。
バレエ団は、約1年以上前からこのプロジェクトを進めており、コロナ禍でも公演を実現するために多くの苦労を重ねてきました。さらに、支援を募るためのクラウドファンディングを行い、目標額を超える寄付を受けることができました。
それだけの情熱が詰まった舞台が、どのように観客の心をつかむのかが期待されます。
高田茜とヨハン・コボーの絆
高田茜は小さい頃からバレエを学び、多くの国際的な舞台で活躍してきました。彼女がシンデレラ役に選ばれた背景には、元々フランチェスカ・ヘイワードが出演予定だったものの、英国での新たな入国制限により来日できなくなったため、急遽高田にオファーが来ました。
彼女はその期待に応える形で、シンデレラ役に挑むことを決意しました。リハーサルを重ね、舞台での表現にも磨きをかけ、彼女が演じるシンデレラに期待が高まります。
NBAバレエ団の挑戦
NBAバレエ団は、バレエ界において新たな旅立ちを果たそうとしています。“白鳥の湖”や“くるみ割り人形”など名作を上演する一方で、近年では現代的なコンテンポラリー作品にも挑戦しています。
今回の『シンデレラ』はその一環であり、ユニークな演出や振付が魅力となっています。
また、主にプロコフィエフの音楽に乗せられるその振付の豊かさが、白熱したパフォーマンスを生み出すことが想像されます。
公演情報
この歴史的な公演が行われるのは、2021年2月6日と7日、東京文化会館の大ホールです。
座席はSS席からB席まで用意されており、チケットは本サイトやチケットぴあで購入可能です。新型コロナウイルスの影響で収容人数が制限されるため、早めの購入をお勧めします。
観客が再び夢の世界へと誘われるこの公演、ぜひお見逃しないように。
私たちは今、混乱の中にいるかもしれませんが、高田茜が演じるシンデレラの物語によって、希望と夢を取り戻す手助けになることでしょう。
今だからこその感動を、ぜひご体験ください。