第3回ユネスコウィーク開催の詳細
2024年11月25日から12月1日までの間、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)が主催する「第3回ユネスコウィーク」が東京で行われました。このイベントは、ユネスコの活動に関わる様々な情報を発信し、サイドイベントも実施することを目的としています。
ウィークの前半には、参加者に向けた情報発信と複数のサイドイベントが行われました。そして、11月29日から12月1日までの3日間には、「国際シンポジウム」「第16回ユネスコスクール全国大会」「ユースフォーラム」が開催され、延べ545名の参加者が対面やオンラインで参加しました。
国際シンポジウム
国際シンポジウムのテーマは「持続可能な未来へと続く持続可能なコミュニティ」。コミュニティレベルの取り組みが持続可能な未来を構築するためには、非常に重要な役割を果たしています。このシンポジウムでは、教育・科学・文化などの分野での国内外のユネスコ活動を紹介し、持続可能性のための国際的なトレンドに関する意見を交わしました。特に、ESD for 2030での地域活動の推進が強調され、基調講演としてインド環境教育センターのKartikeya代表が登壇しました。
基調講演に続いて、各国の実践事例や、国連大学サステイナビリティ高等研究所のPark氏がモデレーターを務めるパネルディスカッションも行われました。これにより、地域コミュニティが協力して持続可能な未来を築くための方策が論じられました。シンポジウムの詳細は特設サイト内の動画配信で視聴可能です。
ユースフォーラム
また、ユースフォーラムは「今から、ここから、わたしから」というテーマで、12月1日に開催されました。このフォーラムでは、自らの提案を通じてユネスコ活動を活性化し、活動継続性や分野間の課題を解決していくための糸口を探る企画が満載でした。映画監督の河瀬直美氏による特別インタビューやパネルディスカッション、さらに「教育」「防災」「まちづくり」の3つの分科会を設け、ワークショップも行われました。
これらの内容も後日配信される動画で観ることができますので、参加できなかった方々もぜひチェックしてみてください。視聴方法は、「第3回ユネスコウィーク特設サイト」を訪れ、プログラム部分にある「後日配信」のボタンをクリックするだけです。
今後の展望
ACCUは引き続き、ユネスコやその活動に関する様々な情報を発信していく予定です。また、今後もイベントの開催を計画していますので、楽しみにしていてください。ユネスコ未来共創プラットフォームポータルサイトに掲載されているコラムなどもぜひご覧ください。
まとめ
第3回ユネスコウィークは、関心を持つ多くの人々が集まり、持続可能な未来に向けた重要な議論が展開される貴重な機会となりました。このイベントを通じて、ユネスコに対する理解を深め、次世代のリーダーたちが共に集まる場となったことは、大きな成果と言えるでしょう。最新の情報やアーカイブ動画は、公式サイトで確認できますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。