アートで環境を考える
2020-07-30 14:07:42

アートで環境問題を考える「MaskBook」プロジェクト開催中

新型コロナウイルスの影響で私たちの生活は大きく変わりました。その中で、アートを通じて環境問題について考え、意識を高めるためのユニークなプロジェクト「MaskBook」がスタートしました。このプロジェクトは、フランスを拠点に活動する「Art of Change 21」と中国のアーティストWen Fangのコラボレーションによって2015年に始まりましたが、今年は特別に日本でも参加者を募ることになりました。

「MaskBook」は、パンデミックを経て環境問題への関心が高まる中、「誰でも参加できるアート」というコンセプトで進化しています。参加者は、手元にある材料やリサイクル可能な資材を使い、自分自身のマスクアートを制作します。ここでのマスクは、実際の使用目的よりも作品としての意味を持ち、参加者のメッセージや創造性を表現する重要なアイテムとなります。

参加方法もとても簡単です。まずは専用の応募フォームから登録し、自分の制作したマスクと共にポートレートを撮影します。その後、その写真をマスクブックの応募フォームに投稿します。こうして集まったアート作品は、MaskBookのウェブサイトやSNSで展示され、多くの人々と共有されます。

今年のプロジェクトでは、すでに多くのアーティストたちが参加しており、彼らはそれぞれの視点からパンデミックに対する思いを形にしています。特に、「MaskBook」は大気汚染や地球温暖化、感染症拡大、ごみ問題など様々な環境問題に焦点を当てており、これまでに50カ国以上から6000人以上の参加者が集まっています。日本からも世界的な建築家である安藤忠雄氏が参加しており、その影響力は広く認知されています。

また、参加者は一人での撮影だけでなく、家族や友人と一緒に作品を作ることも可能です。これにより、アート制作が小さなコミュニティや人間関係を強化するきっかけとなることも期待されています。

さらに、「MaskBook」では参加者が制作を容易に行えるように、ガイドPDFも用意されています。詳しい参加方法やガイドはLITTLE ARTISTS LEAGUEの特設サイトで確認できます。アートを通じて自分の意見やメッセージを表現するこの機会に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

環境問題への意識を高めつつ、アートを楽しむことができる「MaskBook」は、私たちが直面している今の社会において非常に意義のあるプロジェクトです。地球の未来を考えるきっかけとしても、アートが持つ力を感じながら、あなたの参加をお待ちしております。詳細は、LITTLE ARTISTS LEAGUEの公式サイトでご覧ください。

会社情報

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Little Artists League
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