ブルース・リー生誕85周年記念
2023年はブルース・リーの生誕85周年にあたります。この特別な年を記念して、格闘ジャーナリストの松宮康生氏が手掛けた著書『ブルース・リー最後の真実 -デジタル増補改定版-』が、2025年4月11日より電子書籍として販売されます。この書籍はブルース・リーの生涯や武道への情熱について深く掘り下げたものであり、多くのファンにとって待望の復刻版と言えるでしょう。
現代まで語られ続けるブルース・リーの信念
松宮康生氏は、ブルース・リーについての詳細な取材を行い、その生歴や武道家としての姿を伝えてきました。今回のデジタル復刻版には、アメリカや香港での調査をもとに掘り起こされた新しい知見が加えられています。特に注目すべきは、著者独自の視点から明らかにされたブルース・リーの鍛錬法や武器術、さらには彼の死の真相です。
『燃えよドラゴン』の冒頭シーンの真実
書籍には特別寄稿として、映画「燃えよドラゴン」の冒頭シーンについての分析も含まれています。このシーンは、少林寺の高僧たちを前にしたブルースとサモハンのスパーリングが描かれ、映画のオープニングとして強いインパクトを与えるものです。実は、このシーンは撮影後にブルース・リー自身によって追加されたものとされています。
松宮氏は、なぜブルースがこのシーンを追加したのか、今日はどういった意味を持つのかを様々な取材を通じて明らかにしています。映画公開から50年以上が経過した今、その謎が解明されようとしています。
新たな視点で迫る武道とブルースの生き様
バイオグラフィーに基づく松宮氏の分析は、単なるアクションスターとしてのブルース・リー像を超え、武術家としての彼、そして独自の生きる道を模索した探求者としての姿を描き出します。著作は、ブルース・リーを愛するすべての人にとって、彼の真実に迫る一冊であり、ただのフィクションではない彼の苦悩や努力を読み取ることができる内容となっています。
詳細情報
本書は374ページのボリュームで、2025年4月11日に電子書籍(EPUB形式)としてリリースされ、価格は1,760円です。この復刻版は、2008年に発表された『ブルース・リー最後の真実』の改訂版であり、新たな情報がいくつか加わっています。アクション映画のファンはもちろん、武道に興味がある方にもおすすめの一冊です。
著者について
松宮康生氏は武道家であり、著述家でもあります。六段の空手の師範を持ち、数多くの格闘技やブルース・リーに関する著作をリリースしてきました。また、国際政治や経済にも詳しく、その影響力をもってさまざまな媒体で活躍しています。彼の豊富な経験からも、今回の作品は説得力のある読み物になっています。
この本を通じて、ブルース・リーの真髄に触れてみてはいかがでしょうか。