スカイマティクス、鹿島建設・ナレルグループとの業務提携でDXを推進
概要
株式会社スカイマティクス(東京都中央区、社長:渡邉善太郎)は、鹿島建設株式会社(東京都港区、社長:押味至一)、および株式会社ナレルグループ(東京都千代田区、社長:柴田直樹)と資本業務提携契約を締結しました。この提携に加え、フェムトパートナーズ株式会社(東京都港区)を引受先としたシリーズCラウンド資金調達も実施。これにより、建設業界のデジタル化が一層加速されることが期待されます。
提携の目的と背景
スカイマティクスは、空間データ基盤の社会実装を進め、現場から経営層までが同じ情報を共有することで、迅速な意思決定や原価管理を実現することを目指しています。近年、建設業界ではi-ConstructionやBIM/CIMなどのデジタル化が進んでいますが、依然として情報が分散管理されているため、効率的な活用がされていないのが現状です。
DXの必要性
これからの建設業界は、人口減少と技能者不足の中で、限られたリソースでより高い利益を生み出さなければなりません。特に、経済安全保障やデータ主権に関する関心が高まる中、重要なデータを国内で安全に管理・活用する基盤が求められています。
スカイマティクスは、国産技術による空間データ統合プラットフォーム「くみき」を提供しています。「くみき」は、ドローンや衛星データなど多様な空間データを統合し、意思決定の迅速化に寄与しています。導入企業では、データ生成にかかるコストや時間を95%削減し、現場での確認作業も大幅に効率化されています。
鹿島建設との取り組み
鹿島建設とは、長期的な協業関係を築き、空間データ活用の向上を目指します。2023年から「くみき」を導入し、利用現場数がわずか数ヶ月で89現場にまで拡大しました。土量計測や現場管理の業務が効率化され、今後は地理空間情報を活用したGEOINTの検討も進める予定です。
ナレルグループとの連携
ナレルグループとの協力では、建設DX人材の育成や、現場での実装を推進する新たなモデルが構築されます。これは、空間データ活用スキルを持つ人材を育成し、利益向上を図ることを目的としています。
今後の展望
調達した資金は、「くみき」の開発強化やセキュリティの強化、優秀な人材の採用に使用される予定です。最終的には、空間データプラットフォームを通じて建設業界をはじめ、インフラ管理や防災など幅広い分野において、次世代の経営基盤の構築を支援します。
代表のコメント
渡邉社長は、「この提携を通じて、日本発の次世代データインフラを加速させ、現場の生産性向上だけでなく、利益の創出にも貢献していきたい」と述べています。
会社情報
スカイマティクスは、リモートセンシング技術を駆使し、建設やインフラ管理、防災の分野での課題に対応する空間データ統合プラットフォームを提供しており、広く社会の発展に寄与しています。