滋賀大と日本電気硝子
2025-07-17 16:49:08

滋賀県立大学と日本電気硝子が産学連携協定を延長、ガラス研究の未来を拓く

滋賀県立大学と日本電気硝子の産学連携の新たな一歩



2023年、滋賀県立大学と日本電気硝子株式会社は、両者の共同研究や技術交流などを継続するための包括協定を第8期目として締結しました。この協定により、ガラス工学に関する寄附講座と連携事業が20231年まで延長され、長年にわたる協力関係が一層強固なものとなります。

背景とこれまでの取り組み



2007年に始まった初期の協定以来、両者はガラス工学の研究を推進してきました。特に、日本電気硝子は、ガラス自身が我々の生活や産業を支えているという認識が背景にあり、寄附講座及び共同研究を通じて、人材育成に力を入れてきました。これが、産学連携の重要性を再認識させる要素です。

協定の進展



新たに締結された協定では、ガラス製造の基盤技術を深化させるために、3年ごとに1億円を寄附することも合意され、これにより累計8億円に達します。この資金は、ガラス工学の研究を支え、次世代の研究者や技術者の育成の資源となります。

滋賀県立大学は、既に高い評価を受けており、ガラス工学の分野でも国内外から注目されています。これに対して、日本電気硝子は企業としての視点から研究の現場と連携し、長期的な視野で研究開発や技術革新を進めています。

ガラス工学の未来と人材育成



ガラスは、半導体やディスプレイ、自動車、医療など様々な分野で使用されており、その特性や性能が我々の日常生活や産業にも大きな影響を与えています。これからのガラス工学では、新しい技術や素材開発がますます重要になるでしょう。この協定によって、滋賀県立大学と日本電気硝子は、技術革新だけでなく、それを支える人材育成にも重要な役割を果たすことになります。

まとめ



滋賀県立大学と日本電気硝子のこの協定は、ガラス工業の未来を見据えるだけでなく、産学の強い絆がどのようにして新たな技術革新を生み出すかの一例でもあります。今後も彼らの活動から目が離せません。また、地域の教育機関と企業が連携する重要性が改めて浮き彫りになり、地域経済にも良い影響を与えることが期待されます。

この取り組みには、日本電気硝子株式会社が持つ70年以上の専門知識と滋賀県立大学が誇るガラス工学の研究成果が組み合わさることで、より豊かな未来を創造することができるでしょう。これからの産学連携の進展を通じて、ガラス工学の新時代が切り開かれることを願っています。


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会社情報

会社名
日本電気硝子株式会社
住所
滋賀県大津市晴嵐二丁目7番1号
電話番号
077-537-1700

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