カンボジア車いす展
2023-04-27 13:30:02
シニアたちの情熱が光る!カンボジア車いす整備技術の写真展が開催
シニアたちが紡ぐストーリー:カンボジアの車いす整備写真展
2023年5月20日と21日、プラザ星園のカフェスペースでは「飛んでけ!車いす」という NPO法人による写真展が開催されます。このイベントでは、カンボジアにおける車いす整備事業を紹介し、現地で活躍するシニアの整備士たちの勇姿を映し出します。
カンボジアにおける車いす整備事業の背景
この写真展は、国際協力機構(JICA)の草の根支援事業として実施されるものです。「飛んでけ!車いす」の会は、カンボジア内での車いす整備技術の普及とその重要性を広めることを目指しています。これまでに200台以上の車いすをカンボジアに届けてきた同団体ですが、ただ車いすを送るだけでは十分ではありません。利用者が長く安全に車いすを使うためには、適切な整備技術が不可欠です。
写真展の内容
写真展では、日本では見られないカンボジア特有の気候や文化の中で、整備士たちが技術を伝える様子が映し出される予定です。また、カンボジアの美しい風景や文化を呈した作品も多数展示され、来場者は現地の雰囲気を間近に感じることができるでしょう。
過去のワークショップ
昨年から今年にかけて、カンボジアでは「飛んでけ!車いす」の会による整備ワークショップが実施されました。例えば、2023年1月31日から2月3日の間に行われた第1回ワークショップや、2月28日から3月3日の第2回ワークショップでは、現地での車いす整備技術が講習され、多くの障がい者やスタッフが参加しました。
これらのワークショップを通じて、参加者たちは、整備だけでなく、車いす利用者が自立し、社会に貢献できるような知識を吸収していきます。特に今年度は、障がいを持つ女性の社会進出を応援することが強調され、現地での多様性の実現に向けて一歩ずつ進められています。
今後の展望
さらに、この写真展は6月23日から29日にも札幌で展示される予定です。会場は「ちえりあ」にあるリサイクルプラザ宮の沢で、地下鉄東西線の「宮の沢駅」から直結しています。この機会に、国内でもカンボジアの文化や障がい者支援の活動について理解を深めてほしいとの願いが込められています。
展示の呼びかけ
写真展では、展示スペースを提供してくださる協力者を募集中です。限られた予算ではありますが、展示料金をお支払いできるそうです。国際協力活動やカンボジアの文化理解の向上に貢献したい方は、ぜひ担当の理事までご連絡ください。
「飛んでけ!車いす」の会について
特定非営利活動法人「飛んでけ!車いす」は1998年に設立され、日本国内で集めた使われなくなった車いすを修理し、発展途上国に送り届けるという活動を行っています。また、国内での福祉やボランティア活動についての啓発も大切な事業の一環です。
この機会に、障がい者支援の大切さや国際協力に対する理解を深め、自分たちにも何ができるかを考える良いきっかけになることでしょう。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人「飛んでけ!車いす」の会
- 住所
- 北海道札幌市中央区南八条西2丁目5-74市民活動プラザ星園 402号室
- 電話番号
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011-215-8824