新CM「話そうワクチン」について
Meiji Seika ファルマ株式会社(東京都中央区)が8月18日より開始した「#話そうワクチン」プロジェクトは、感染症やワクチン接種について国民がより深く考えることを目的としたものです。新たに2025年秋冬に向けた企業CMが、2025年10月1日(水)から放映される予定です。
本CMでは、感染症から人々を守ることを願う医師の姿と、調査結果を伝えています。生活者が医師のアドバイスを求める一方で、約90%の医師が積極的にアドバイスをしたいと考えている現状を描き、医師と生活者間の対話が生まれることを目指しています。
CMの内容と背景
新CMでは、30秒という短い時間の中で多くのメッセージが詰まっています。「感染症から、人々を守りたい」と語る医師のナレーションが流れ、調査により医師の約90%がワクチンについてもっと話したいという意向があることが伝えられます。そして、「医師に相談しやすい環境を作る」という企業の使命も強調されています。
プロジェクト開始の背景
新型コロナウイルス感染症が流行し、社会と経済が日常を取り戻してきた現在も、感染症の脅威は続いています。高齢者や基礎疾患を持つ方々は重症化のリスクが高く、昨冬にはインフルエンザや百日咳、はしかの流行も報告されています。このような状況下で、正しい情報を得ることが難しい環境が広がっていることは大きな課題です。SNSを通じた誤った情報の拡散が、一般生活者にとって正確な情報へのアクセスを難しくしています。
Meiji Seika ファルマは、このような状況を鑑み、一般生活者と医師がワクチン接種に関して意見を交換するコミュニケーションギャップを明らかにしました。調査によれば、一般生活者の60%以上がアドバイスを求めているのに対し、実際に対話が行われているのは3割にとどまっています。これにより、情報を正しく理解し、冷静な判断をすることの重要性が浮かび上がっています。
未来への取り組み
約80年にわたり感染症対策に取り組み続けているMeiji Seika ファルマは、「未来まで守れ。」というキーメッセージを掲げて、医薬品やワクチンの提供だけでなく、感染症に関する情報を積極的に発信することで国民の健康に貢献し続けています。彼らの願いは、国民一人ひとりが冷静に感染症対策やワクチン接種について考え、医師に相談することによって理解を深め、適切な判断を下せる環境を整えることです。
このように「#話そうワクチン」プロジェクトは、医師と生活者の間に健全な対話を生むことを目的としており、今後のキャンペーンによる展開にぜひご注目ください。