グリーンビルファンド2号組成
2024-03-29 16:41:40
サムライ・キャピタル、ESG配慮型グリーンビルファンド2号を組成 省エネ化でCO2削減に貢献
サムライ・キャピタル、ESG投資戦略を強化 グリーンビルファンド2号で省エネ化推進
サムライ・キャピタル株式会社は、既存オフィスビルの省エネルギー化を目的としたグリーンビルファンド2号の組成を発表しました。1号ファンドに続く取り組みで、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資戦略の一環として位置づけられています。
本ファンドは、東京都内の既存オフィスビルを対象に、省エネ化工事を実施。工事完了後には、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)において、☆☆☆以上の認証取得を目指します。1号ファンドでは、対象物件3棟のうち2棟でZEB Ready、1棟でBELS☆☆☆☆を取得する実績を上げています。
今回のファンド組成には、昭和リース株式会社がアレンジメント業務を担当。株式会社山口銀行がシニアローン、株式会社群馬銀行がメザニンローンを提供します。さらに、東銀リース株式会社、株式会社名古屋銀行、阪急阪神不動産株式会社、東邦リース株式会社、エクシオグループ株式会社、三谷産業株式会社、昭和リース株式会社の7社が匿名組合出資者として参画しています。
省エネ化工事は、株式会社プランテックが設計を担当する予定です。同社は、環境配慮型建築物の設計・施工で高い実績を持つ企業です。
2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組み
サムライ・キャピタルは、本ファンドを通じて、日本政府が掲げる2030年度のCO2排出46%削減目標(2013年度比)や、2050年のカーボンニュートラル達成に貢献したいとしています。
従来のスクラップアンドビルドではなく、既存建物を活用した省エネ化工事を行うことで、環境負荷の軽減とバリューアップの両立を目指しています。これは、オフィスビルだけでなく、商業用不動産全般への展開も視野に入れた戦略です。
ESG投資の拡大と今後の展望
サムライ・キャピタルは、ESGを投資戦略の中核に据え、積極的に環境配慮型の投資活動に取り組んでいます。今回のグリーンビルファンド2号の組成は、その取り組みの一環であり、今後のESG投資の拡大に弾みをつけるものと期待されます。
今後、サムライ・キャピタルは、既存建築物の省エネ化を促進することで、持続可能な社会の実現に貢献していくと同時に、不動産投資における新たな価値創造を目指していくものと見られています。 本ファンドの成功は、他の不動産投資家にとっても、ESG投資の有効性を示す良い事例となる可能性があります。
関係各社の取り組み
本ファンドには、様々な企業が協調して取り組んでいます。それぞれの企業のESGへの取り組み姿勢が、本ファンドの成功に繋がっていると言えるでしょう。特に、金融機関である山口銀行と群馬銀行の融資は、ESG投資の拡大に積極的な姿勢を示すものと言えるでしょう。また、匿名組合出資者である7社も、環境問題への意識の高さを示しています。
これらの企業の連携は、今後のESG投資拡大において重要な役割を果たすものと期待されます。
会社情報
- 会社名
-
サムライ・キャピタル株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木6-2-31六本木ヒルズノースタワー9階
- 電話番号
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03-5412-7262