持続可能な未来へ!全く新しいFSC認証塩ビ壁紙の登場
環境への意識が高まる現在、持続可能な商品開発が求められています。そんな中、株式会社サンゲツが2025年度からの新しい壁紙見本帳「2025-2027 SP」に、国内初となるFSC®認証を取得した塩ビ壁紙を採用することを発表しました。この取り組みは、環境に配慮した商品作りが叫ばれる時代において重要な意味を持っています。
FSC®認証とは?
FSC(Forest Stewardship Council)認証は、森林の適切な管理を基準にした国際的な認証制度です。この認証を受けた木材や木材製品は、違法伐採されていないことが保証されており、持続的に利用できる資源であることが証明されています。今回サンゲツが取り入れる塩ビ壁紙は、このFSC®認証を初めて取得した商品として注目されています。
サンゲツの取り組み
サンゲツは、持続可能な社会を構築するために、低環境負荷商品の開発や、使用済み商品・見本帳のリサイクルに積極的に取り組んでいます。このFSC®認証塩ビ壁紙の導入は、原材料調達における環境負荷の低減を目指す一環として位置付けられています。これにより、同業界全体の調達基準を引き上げる試みともいえるでしょう。
今回の見本帳には、FSC®認証取得の塩ビ壁紙が33点収録されています。これらは、持続可能な森林資源から生まれた環境に優しい製品として、今後のインテリア業界に新風を巻き起こすことが期待されています。
将来に向けたビジョン
サンゲツは、FSC®認証商品のラインアップ拡充を進め、より多くの環境に配慮した商品の提供を目指しています。「すべての人と共に、やすらぎと希望に満ちた空間を創造する」という企業理念のもと、社会課題の解決にも積極的に取り組んでいる企業です。
株式会社サンゲツについて
愛知県名古屋市に本社を置くサンゲツは、壁装材や床材、ファブリックを中心に、インテリア総合企業として幅広い商品を展開しています。2025年3月期の連結売上高は2003億円を見込んでおり、今後の成長が期待されている企業です。
まとめ
サンゲツが発表したFSC®認証塩ビ壁紙は、未来を見据えた持続可能な社会に向けた第一歩です。環境配慮が求められる中、企業としての責任を果たし、次世代へとつながる良質な商品作りが進んでいくことに期待が寄せられます。この新しい取り組みにより、私たちはさらに環境に優しい選択肢を手に入れることができるのです。こうした革新が、今後のインテリア業界にどのような影響を与えるのか、少しでも関心を持ち続けたいものです。