叡啓大学「ひろしまバリューシフトプログラム」中間報告会の概要
2026年1月15日、広島市中区に位置する叡啓大学で、「ひろしまバリューシフトプログラム」の中間報告会が開催されました。このプログラムは、都市圏の人材を「客員研究員」として受け入れ、経営課題を抱える県内の企業にマッチングし、その課題解決に向けた取り組みを進めるという県内初の試みです。
会場は叡啓大学の15階にあり、産業界の関係者や行政、メディアの方々が集まりました。このイベントの目的は、参加された企業からのフィードバックや、現場での実際の変化を報告し、それを共有するというものでした。
プログラムの背景と目的
叡啓大学の産学官連携・研究推進センター長である早田吉伸教授が、報告会の冒頭にプログラムの概要を説明しました。ひろしまバリューシフトプログラムは、地域の経営課題に対して、広島の企業にとってリソースとなる人材を提供し、共に成長していくという目指しがあります。
このプログラムでは、都市圏から参画する客員研究員が4か月間の間に企業の現場での実践を行い、その中で見えてきた課題を共有しました。
地方企業と人材育成のリアル
続いて、福山市の渡邉氏と広島県商工労働局の上杉氏が、地方企業における経営課題や人材育成の現状についてのトークセッションを実施しました。このセッションでは、「自治体現場から見た地方企業と人材のリアル」というテーマのもと、率直な意見交換が行われました。特に、制度や支援だけでは解決が難しい現場の課題について話し合われました。
実際の企業の代表者として、広島トヨペットの古谷社長や常石商事の津幡副社長なども参加し、具体的な経験談を交えて議論を深めました。
中間報告と今後の展望
報告会の後半では、バリューシフトプログラムに参画中の5社の経営者と客員研究員がそれぞれの中間報告を行いました。各チームが設定した経営テーマに基づき、取り組んできた内容や、現場で見えてきた課題について具体的な情報共有がされました。また、定金基教授の進行のもと、参加者同士のディスカッションも行われました。
出席者からは、研究員の企業内での役割や、6ヶ月という期間の実感について質疑があり、プログラムの運営や改善に向けた熱意がうかがえました。
この中間報告会を通じて、経営課題に向き合うプロセスや、試行錯誤の過程を共有することができました。なお、プログラムの最終報告会は2026年3月26日に開催予定です。
参加を希望される企業・団体の皆様へ
叡啓大学では、引き続きこのプログラムを通じて企業と人材をつなぐ実践的な場を提供していきます。興味のある企業や団体の方々は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先:
叡啓大学 教育企画課 社会連携係
電話: 082-225-6312
【公式サイト】
叡啓大学