台湾XR企業の挑戦
2019-01-24 13:54:57
台湾XR企業がシーグラフアジア2018で新たな市場開拓を目指す
台湾XR企業、シーグラフアジア2018に出展
2018年12月5日から7日間、東京国際フォーラムで開催される第11回シーグラフアジア(SIGGRAPH Asia)において、台湾の実境共創股份有限公司(DIGI SPACE CO., LTD)が率いるXR EXPRESS TWプロジェクトが「台湾館」を運営します。この取り組みでは、東アジア市場に進出を希望する5つの台湾XRスタートアップ企業を支援します。
シーグラフアジアの規模と目的
今年のシーグラフアジアでは、なんと60の国から約1万人が来場する見込みです。当館ではターゲット市場のニーズを満たす優れた作品を展示し、台湾企業の高度な技術力をアピールします。今回の展示会を通じて、台湾企業の創造力を示すだけでなく、台湾と日本のデジタルイノベーション産業の発展にも寄与したいと考えています。さらには、産業交流や商談を媒介として国際的な連携を強化し、長期的なビジネス展開に努めていきます。
台湾企業の活動
シーグラフアジアでは、成境科技(Red Pill)がK-Startup Grand Challenge 2018の決勝に進出したこともあり、韓国でも新たな運営をスタートします。また、同日に行われるCAFパーティーには、台湾だけでなく日本、アメリカ、イギリスなど11カ国の業界エリートが集まります。名だたる企業であるPixarやGoogle、そして東映アニメーション株式会社も参加し、国際的な交流の場となることでしょう。
OMC 2018 - XR MeetUP with Taiwan
12月3日には、XR EXPRESS TWと日本のBBA(一般社団法人ブロードバンド推進協議会)、日本台湾交流協会が共催する「OMC 2018 - XR MeetUP with Taiwan」に出席しました。会議には100人以上の企業代表が集まり、特にGumiグループとの間でMOUを締結し、互いに協力して市場での実績を向上させていくことを目指しています。アジア市場をリードする日本企業との提携により、今後のビジネス展開がさらに楽しみです。
XR技術の進展
世間でますます注目を集めるXR技術は、アニメーションや医療サービスなど多岐にわたる分野で応用されています。特に、台日間での技術的交流を経て、双方のXR体験を向上させ、新たなビジネスチャンスを切り開くことが期待されています。XR技術は今後、コンピュータ・グラフィックス分野の重要な活用方法として位置付けられています。
台湾企業のイノベーティブな取り組み
多くの台湾企業がXR技術を駆使したイノベーションに挑んでいます。例えば、成境が開発したモーションキャプチャー技術は、AIと特許技術を活用し、わずか6つのセンサーでリアルタイムにキャラクターの動きを再現可能です。これによりコストが劇的に削減され、日本市場でも注目を集めています。また、教育面でも新たなソリューションが登場しており、仮想現実を基にした教育プラットフォームが効果的な学習体験を提供しています。
台日間の XR企業の連携は、今後のイノベーションを促進する鍵となるでしょう。シーグラフアジアでの展示やさまざまなイベントを通じて、台湾企業の持つクリエイティブな力をさらに世界に発信していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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實境共創股份有限公司
- 住所
- 台北市大同區承德路三段287之2號1F
- 電話番号
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