建設業界の女性活躍推進に向けた新実行計画、議論本格化!国交省検討会が第2回開催
建設業界の女性活躍推進に向けた新実行計画、議論本格化
国土交通省は11月20日、建設業界における女性活躍の促進と定着に向けた新実行計画の検討会(第2回)を開催しました。この検討会には、建設業界5団体(一般社団法人日本建設業連合会、一般社団法人全国建設業協会、一般社団法人全国中小建設業協会、一般社団法人建設産業専門団体連合会、一般社団法人全国建設産業団体連合会)、(一社)住宅生産団体連合会、建設産業女性定着支援ネットワークなどが参加し、新計画の骨子案について活発な議論を交わしました。
第1回検討会からの発展
8月に開催された第1回検討会での議論を踏まえ、今回の第2回検討会では、新計画の方向性を示す骨子案を中心に検討が行われました。具体的な内容についてはまだ公表されていませんが、関係者からは、女性のキャリアパス構築、働き方改革、育児・介護との両立支援、職場環境改善といった多岐にわたる課題への対応が期待されています。
建設業界における女性比率の現状
建設業界は、長年男性社会のイメージが強く、女性従事者の比率は依然として低いのが現状です。国土交通省は、女性の活躍推進を促進し、建設業界の活性化、生産性向上につなげようと、この実行計画の策定に力を入れています。
新実行計画に期待されること
新実行計画には、現状の課題を踏まえた上で、以下の点が期待されています。
女性の雇用促進策の強化: 女性の採用を増やし、キャリアアップを支援する具体的な施策
働き方改革の推進: 残業時間の削減、ワークライフバランスの改善、多様な働き方の推進
育児・介護支援: 育児休暇・介護休暇取得の促進、保育施設の整備
職場環境の改善: ハラスメント防止対策、安全な労働環境の確保
* 意識改革の促進: 男女平等意識の向上、多様性と包摂性の重視
これらの施策を通じて、建設業界における女性活躍の促進だけでなく、より働きやすい、多様な人材が活躍できる環境の構築が期待されています。
今後の展開
今回の検討会で議論された骨子案は、関係者間の意見調整を経て、正式な実行計画として策定される予定です。計画策定後には、その内容に基づいた具体的な施策が実施され、今後の建設業界の動向に大きな影響を与えることが予想されます。
国土交通省は、検討会資料や議事要旨を後日ホームページで公開する予定としており、今後の展開に注目が集まります。
関係団体からのコメント
(※関係団体からのコメントは、情報公開後に追記します)
この新実行計画は、建設業界のみならず、日本の社会全体の女性活躍推進のモデルケースとなる可能性を秘めています。今後の進展を注視し、継続的に情報を発信していきます。