LSA学習支援員養成講座が2024年に開講
10月1日より、認定NPO法人エッジが主催する「LSA学習支援員養成講座ベーシックコース」が始まります。学習支援アシスタント(Learning Support Assistant)として、発達障害や特別支援教育に必要な知識を身につけられるこの講座は、多くの方々に人気を博しています。
発達障害の現状
近年、発達障害を持つこどもたちが通常学級で学ぶ機会が増加しており、2022年度には19万8343人が通級指導を受けています。社会全体で子どもたちの特性を理解し、支援することが求められています。2024年4月1日からは障害者差別解消法の改正に伴い、事業者による合理的配慮が義務化されるため、ますますこの分野でのスキルと知識が重要視されるでしょう。
LSA学習支援員養成講座について
この講座は、小中高学校で学ぶこどもたちに対する理解と支援を深めるためのものです。約30分の動画を8章に分けて視聴する形式で、eラーニングで自由に学ぶことができます。
講座内容
- - 受講期間: 2024年10月1日〜2025年1月5日
- - 受講料: 6,600円(学生は2,200円)
- - 申し込み締切: 11月30日
- - 詳細はこちら。
受講生の体験談
受講した方々からは、個々の特性に合わせた支援方法や、本人主体の考え方を学べたという声が寄せられています。一部の受講生は、熱心で無理解だった自分を振り返り、支援の重要性を再認識できたと語っています。特に、「全ての人がグレー」という言葉が心に響き、自分たちが学んだ内容を広めることで、より良い社会を構築したいという意欲が伺えます。
活動を支えるエッジの使命
認定NPO法人エッジは、発達障害やディスレクシアの理解を広め、支援者を育成する活動を18年間続けています。代表の藤堂栄子は、政府委員としても発信しており、法律の整備にも関わってきました。エッジの取り組みは皆様のご寄付によって支えられています。今後も多くのこどもたちがいきいきと暮らせる社会を実現するため、参加したい人への門戸を広げています。
私たち一人ひとりが、こどもたちの未来に寄与できるチャンスです。LSA学習支援員養成講座で学び、共に支援の輪を広げましょう。