小川洋子最新刊
2025-10-15 11:56:18

小川洋子、待望のエッセイ集『続遠慮深いうたた寝』発売決定!

小川洋子、最新エッセイ集『続遠慮深いうたた寝』登場!



著名な作家、小川洋子による新たなエッセイ集『続遠慮深いうたた寝』が2025年10月16日に発売される。小川氏は2020年、ブッカー国際賞にノミネートされたことで国際的にも脚光を浴びており、その執筆活動は多岐にわたります。1988年に作家デビューし、以後、過去にも多くの名誉ある賞を数多く受賞してきた実力派です。

今作は、小川氏の神戸新聞での連載エッセイを基にした短編集のような形態であり、懐かしい思い出や創作に関するエピソード、本への愛や日常の中から感じたことが詰まったエッセイが収められています。これによって、読者は小川氏の人となりを知るとともに、彼女の柔らかな視点で描かれる日常を楽しめます。

本書の特色は、温かな視点で描かれるエッセイの数々です。その中には他の新聞や雑誌に寄稿した最新のエッセイも含まれており、短編小説のような味わいがあります。小川氏の独自の世界観が凝縮され、読み応えのある一冊となりました。

前作『遠慮深いうたた寝』は、多くのファンに支持され、特に本の装丁が好評でした。今回も名久井直子氏が手がけたデザインで、陶板画は九谷焼の作家である上出惠悟氏によるもの。前作に引き続き、視覚的にも楽しめる装丁が施されています。

今回は特に注目すべき点が一つあり、発売を記念してエッセイ「無限の自由」の全文が特別に公開されることが決定しました。このエッセイでは、小川氏が作品を通じて読者との深い結びつきを感じさせるエピソードが描かれています。作品は単なる物語ではなく、読者に無限の自由を与えるものであると彼女は述べています。これにより、作品の深みや作家の思いをより一層感じられる内容になっていることでしょう。

小川洋子氏のエッセイは、彼女自身の経験や思い出をもとに、リアルな感情を投影しています。彼女が描く日常の中には、我々の生活にも通じる小さな喜びや苦悩が含まれており、そんな日々の細やかな瞬間に触れることで、読者は心を豊かにしていくことができます。また、彼女の作品は、多くの国で翻訳され、広く愛されていることからも、国際的な評価が高いことが伺えます。

この新刊の発表にあたり、出版社である河出書房新社の代表、小野寺優氏は次のようにコメントしています。「小川洋子のエッセイは、彼女の人生観や文学観を色濃く反映しており、彼女自身の素顔が垣間見える貴重な作品です。読者の皆様には、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。」

購入は書店やオンラインにて可能で、電子書籍版も同日発売予定です。小川洋子の新たな世界に足を踏み入れ、この魅力的なエッセイ集『続遠慮深いうたた寝』を楽しんでほしいです。


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会社情報

会社名
河出書房新社
住所
東京都新宿区東五軒町2-13
電話番号
03-3404-1201

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