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やきとり缶詰が宇宙食として認定！

2020年の初頭、株式会社ホテイフーズコーポレーションの「やきとり缶詰」が、JAXAにより宇宙日本食としての認証を取得しました。この商品は、地上で普段食べているものと同様のクオリティを持ちながら、宇宙でも楽しむことができる新たな食品として注目されています。

宇宙食の重要性

宇宙での食事は単なる栄養補給に留まらず、宇宙飛行士にとって癒しや娯楽の一環として非常に重要な役割を果たします。長期間のミッションにおいては、食事がストレス緩和の手段として機能するため、各国は宇宙食の開発に力を入れています。日本の宇宙食は「宇宙日本食」として、JAXAが認証したものが多数存在します。

宇宙日本食の厳しい基準

認証を受けた宇宙日本食は、「宇宙空間で飛び散らない」といった基本条件に加え、常温で1年半以上の賞味期限が必要です。また、限られた設備で調理が可能であることも求められます。また、書類審査や保存試験、工場検査などの厳重な条件をクリアしなければなりません。他の多くの宇宙日本食は、特別にカスタマイズされた市販品が主流でしたが、「やきとり缶詰」はその数少ない例外となります。

やきとり缶詰の特徴

ホテイフーズのやきとり缶詰は、一般的な市販品でありながら、JAXAの基準を満たす製造プロセスと衛生管理を経て認証されました。このため、市販のやきとり缶詰と宇宙用パッケージとの違いは、付けられたデザインだけです。つまり、普段楽しんでいるやきとりが、そのまま宇宙でも食べられるものとなったのです。

宇宙飛行士とやきとり

今後、国際宇宙ステーションに滞在する野口宇宙飛行士や星出宇宙飛行士の食事に、やきとり缶詰が登場予定です。いつ、どのタイミングで宇宙へ向かうのか詳細はまだ決まっていないものの、輸送日程が確定次第、ホテイフーズからの発表が行われるでしょう。

特別パッケージの販売

さらに、やきとり缶詰には「宇宙日本食」のロゴマークをデザインした特別版も販売される予定です。たれ味と柚子こしょう味の2種類の缶が、宇宙での食体験を連想させるデザインで提供されることになります。これらの特別なパッケージは、2020年初頭に全国で販売される計画です。詳細な時期については改めて告知される予定です。

株式会社ホテイフーズについて

株式会社ホテイフーズコーポレーションは、昭和8年に創業し、缶詰やレトルト食品の製造販売を手掛けています。本社は静岡県に位置し、多くの製品を食品業界に提供しています。やきとり缶詰が宇宙食として認証を受けたことは同社にとって大きなマイルストーンとなり、今後の展開も非常に楽しみです。会社としても宇宙という新しい市場での挑戦が期待されており、これからの動向に注目が集まります。

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