福岡のまち作りとIT
2025-03-11 11:49:59

IT技術を活用したまちづくりの未来が福岡に登場!

福岡県みやこ町での新たな試み



福岡県みやこ町で、住民と議員が密に連携する新たな試みが始まろうとしています。2025年4月から、この町ではIT技術を活用して住民の声を可視化し、それを町政に活かすための社会実験が行われる予定です。今回のプロジェクトを推進するのはGcomホールディングス株式会社です。

この実験の主な目的は、住民が自分の意見を手軽に表明できる場を提供し、それが直接政策に反映されるプロセスを可視化することです。近年の日本では、投票率の低下や政治への関心の低迷が問題視されています。この社会実験は、これらの課題を解決する一つの手段となることが期待されます。このプロジェクトでは、みやこ町議会の松本議員(参政党)と石松議員(無所属)が中心となり、住民とともにまちづくりを推進する意義を深めています。

独自の仕組みで住民の声を可視化



実施される社会実験では、住民がWeb上で地域課題に関する賛同や体験コメントを投稿できる仕組みが設けられます。この投稿は、議員たちに届けられ、政策の実現に向けたエビデンスとなるのです。また、住民と議員との対話も促進され、政策実現に向けた具体的な動きが見える化されることを目指しています。

このようなシステムの実装には、Gcomホールディングスが開発したクラウド型プラットフォームが用いられます。このシステムは、住民の共感度をリアルタイムで可視化し、それを基に議員がアクションを起こすことを促進するものです。この仕組みが、地域課題の解決にどのように寄与するのかが注目されています。

若手議員の挑戦



松本議員は、「まずはやってみる」という姿勢を大切にし、町の未来に関心が低い若い世代を含めた全住民が意見を表明できる機会を増やすことを目指しています。彼は、住民が街のことを考える事が町全体にとってのプラスになると強調しており、この新たなサービスがそのきっかけになればと考えています。

一方、石松議員も、これまでの紙ベースの活動では声を集めるのが難しい現状を打破し、SNSなどのIT技術を活用することで多様な意見を集められると期待しています。それにより、地方政治においても効率的に住民の声が反映される環境を整えていく必要があると感じています。

「まちだん」とのつながり



また、今回の社会実験は、Gcomホールディングスが運営している「まちだん」というプラットフォームからの発展であることも注目です。これは住民が直接議員に相談できる場を提供するもので、宮崎市での成功事例を基にしています。そこでの活動を通じて、みやこ町での新たな取り組みを展開していくことが期待されています。

住民参加型の新しいモデル



この社会実験が成功すれば、政治への関心低下が問題視される中で、住民参加型の新しい政治モデルが地方から生まれることになります。住民の声を活かし、地域課題に対する共感を可視化することは、今後の地方政治において非常に重要なテーマとなるでしょう。2025年6月には、集まった住民の声を基にした具体的な政策提案が行われる予定です。これは、議員と住民がどのように一体となってまちづくりを進めていくかを示す良い機会となります。ぜひ、この取り組みの進展に注目し、報道などで取り上げていただければと思います。


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会社情報

会社名
Gcomホールディングス株式会社
住所
福岡県福岡市博多区東平尾1丁目3-3
電話番号
092-629-2266

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