高岡食品工業株式会社は、7月1日が「麦チョコの日」であることを記念し、同社商品を使ったチョコ作品の投稿をしていく仲間「麦チョコメイト」を募集しています。
「麦チョコメイト」に選ばれた方には、最大1万円分のチョコが支給され、そのチョコを使ったアート作品やレシピの投稿が求められます。
今回の募集背景には、カカオの不作によるチョコの高騰と、それに伴う消費者の「チョコ離れ」懸念があります。高岡食品工業株式会社は、消費者目線でチョコの魅力を再発見し、手軽に幸せを感じられる存在として認識してもらうことを目指しています。
「麦チョコの日」は、同社のロングセラー商品「むぎチョコ」の発売50周年を記念して、2022年9月に一般社団法人日本記念日協会に認定されました。
「麦チョコメイト」という名称は、同社の看板商品である「麦チョコ」のように、幅広い層に楽しんでもらうことを願ってつけられました。
募集期間は3か月間で、投稿は月1回程度を目安としています。投稿された作品は、高岡食品工業株式会社の公式アカウントでリポストや二次利用される可能性があります。
応募方法は、X(旧Twitter)またはInstagramにて、ハッシュタグ「#麦チョコ #麦チョコメイト立候補」とチョコへの想いを添えて投稿することです。
高岡食品工業株式会社は、明治10年創業の老舗メーカーで、1972年から「むぎチョコ」を販売しています。現在も「他社にないユニークなもの」をコンセプトに、新商品開発を積極的に行っています。
「麦チョコメイト」の募集は、単なるキャンペーンではなく、チョコの魅力を再発見し、消費者と企業をつなぐ新しい試みと言えるでしょう。
高騰するカカオ価格と、それに伴うチョコ離れは、業界全体にとって深刻な問題です。高岡食品工業株式会社は、この問題に正面から向き合い、消費者と協働で解決策を探るという姿勢を示しました。
「麦チョコメイト」を通じて、参加者は自身の創造性を発揮し、チョコの魅力を再発見することができます。同時に、企業は消費者の声を直接的に聞き取ることができるというメリットがあります。
この取り組みが成功すれば、他の企業も同様のキャンペーンを実施する可能性があり、ひいてはチョコ業界全体の活性化に繋がるかもしれません。
今回の募集は、単なる商品PRではなく、消費者の心を掴む新たなコミュニケーション戦略として注目されます。