博報堂と加和太建設、三島市で地方創生に向けた新サービス開始
株式会社博報堂(東京都港区、社長:水島正幸)は、加和太建設株式会社(静岡県三島市、社長:河田亮一)及び三島市と地方創生に関する包括連携協定を締結し、2024年10月20日より「mishima good pass」という新サービスを開始することを発表しました。このサービスは、地域コミュニティの活性化を目指し、博報堂が進める「good pass」事業を基に、三島市の自治体公式LINEとの連携によって提供されます。
この「mishima good pass」は、利用者がLINEで簡単に登録できるシステムで、アプリのダウンロードが不要です。これにより、地域のイベントや団体活動に気軽に参加したり応援したりすることができます。利用者は、参加したアクションに応じてオリジナルデザインのスタンプが付与され、将来的にはスタンプの数に基づいて特典がもらえるイベントも開催される予定です。
博報堂は、これまで東京・渋谷エリアで「shibuya good pass」を展開しており、町づくりに積極的に参加するサービスを展開。渋谷地域において、市民がソーシャルグッドなプロジェクトに参加できる場を提供してきました。このサポートを経て、静岡県三島市へと活動を広げ、地域の魅力を引き出す新サービスへと進化を遂げています。
包括連携協定の締結により、三島市及び加和太建設との協力体制が強化され、利用者の拡大や情報発信がより効果的に行えるようになります。「mishima good pass」は、三島市公式LINEを通じて情報共有が図られ、市民活動のPR活動を進めることで、地域の魅力向上に寄与することが期待されています。
また、博報堂のgood pass事業は、地域の公有不動産や公有地を活用した官民連携によるまちづくりにも関与しており、これに関連するハード・ソフトの一体化事業が令和6年度の国土交通省民間提案型官民連携モデリング事業に採択されました。この取り組みを通じて、地域の暮らしをより良いものにするために様々な自治体と連携した展開が進む予定です。
新たに開始される「mishima good pass」は、地域住民が参加型で関わることで、三島市の地方創生に大きく貢献することが見込まれています。地域の魅力を再発見するこのサービスは、今後多くの市民に利用されることで活発な市民活動の推進と地域の活性化を促すことが期待されています。