ウェルビーイング社会を目指すパソナのDX戦略
株式会社パソナグループ(東京都千代田区、代表取締役 南部靖之)は、デジタル技術を最大限に活用し、ウェルビーイングな社会の実現を目指すための新たな戦略「DX VISION 2030」を発表しました。この戦略は、最新の研究成果を基にした『パソナグループDX白書2025』に詳細がまとめられています。
DX白書2025の概要
2023年に公開された『パソナグループDX白書2023』から引き続き、パソナグループはデジタル変革を推進するために「デジタル基盤最適化」「デジタル人財育成」「デジタルサービスの推進」の3つの重点施策を設定しました。これにより、総合人材サービス事業や淡路島で展開する地方創生・観光ソリューション事業、さらにはグローバル事業といった各分野との連携を強化し、持続可能な成長を図ります。
目指すべきウェルビーイングな社会
新たに策定された『DX VISION 2030』では、今後の社会が求める「ウェルビーイングな社会」に焦点を当てています。これは、すべての人が健康で幸福なライフスタイルを享受できる社会を意味します。パソナグループはこのビジョンを実現するために、具体的な取り組みを進めています。
リスキリング・イニシアティブ
「リスキリング・イニシアティブ」は、パソナグループの社員が日々の業務や顧客の課題をデジタル技術を用いて解決する能力を実践的に学ぶための研修プログラムです。この取り組みによって、社員は市場で求められるスキルを応じた実行力を身につけ、変化の激しい時代に適応する力を養うことができます。
DX Leader's Program
「DX Leader’s Program」では、社会及び顧客の課題をデジタル変革で解決するリーダーを育成することを目的としています。このプログラムは、企業の枠を超えて広がる視野を持つ人材を生み出し、現実的な問題に対する解決策を創出することを目指しています。
AI・データ活用の進展
また、パソナグループは観光関連サービスの提供においてもAIやデータの活用を進めています。淡路島を拠点としてさまざまな観光サービスを展開し、地域の独自性を引き出す取り組みを行っています。
未来に向けて
パソナグループは、今後も様々な分野でのDXの推進を通じて、新しいワークライフスタイルの創出を目指します。社会全体がデジタル化する中で、育成された人財がその中心的な役割を果たすことになるのです。
これらの取り組みを通じて、パソナグループはウェルビーイングな社会の実現に貢献していく所存です。