アスノシステム、全正社員の個人情報管理士資格取得へ
アスノシステム株式会社(東京都港区)の代表取締役社長、齋藤武育氏は、全正社員180名に対して「個人情報管理士資格」の取得を推進することを発表しました。この取り組みでは、2025年8月までに全社員の資格取得を目指しており、受験費用は全額会社負担で提供されることが特徴です。さらに、オンラインと対面でのハイブリッド研修や模擬試験を組み合わせたプログラムを導入することで、全員の合格を果たそうとしています。
個人情報管理士とは
この個人情報管理士資格は、個人情報の保護や管理に関する法律やガイドライン、さらには内部監査の知識を持ち、企業や団体において個人情報の適切な管理や運用ができることを証明する資格です。取得することで、以下のような活動が可能になります:
- - 組織内での個人情報保護に関する教育指導の実施
- - PDCAサイクル運用の実施責任者
- - 個人情報管理責任者としての活動
背景と必要性
昨今、サイバー攻撃の巧妙化に伴い、企業における個人情報漏洩事故が急増しています。リモートワークやクラウドサービスの普及により、データ管理のリスクも増大しており、企業は法令と実務の両面で強固な管理体制を求められるようになりました。アスノシステムも、このような環境変化に適切に対応するため、全社員が同一の知識を身につける必要性を認識し、資格取得を決定しました。
また、管理職や営業職・経営企画部門においては「上級個人情報管理士」の取得も進めています。これにより、実際に個人情報を扱う業務の効率化と、新たな業務受注の可能性を開く狙いがあります。
信頼性の確立 - 企業理念の実現へ
アスノシステムの企業理念は「お客様の明日を創造する」ことですが、信頼性の確立はその実現に向けた重要な課題です。全社員が個人情報管理士として同じレベルの知識を持つことによって、顧客や取引先からの信頼を高め、個人情報漏洩リスクを低減させることを目指しています。また、セキュアかつ高品質なITサービスを安定して提供する体制を築くことにもつながります。
完全サポート体制
この資格取得を支えるため、アスノシステムは以下のサポートを約束しています:
1.
全額負担 - 受験料や教材費を会社が全て負担します。
2.
ハイブリッド型研修 - オンラインと対面を組み合わせた研修プログラムにより、全国どこからでも受講できます。
3.
学習フォロー - 受験状況を可視化し、遅れが生じた社員には個別にフォローを行います。
会社情報
アスノシステム株式会社は2009年に設立し、システム開発を主な業務としており、国内最大級の貸会議室検索サイト『会議室.COM』を運営しています。他にもレンタルオフィス検索サイトなど多様なサービスを提供し、社会に貢献することを目指しています。今後も、より良い社会の実現に向けた取り組みが期待されます。