ラトックシステム、新しい3.5インチHDDケースをリリース
ラトックシステム株式会社は、USB接続の高速転送が可能な新しい3.5インチHDDケース2製品を発表しました。これらは、ユーザーが大切なデータを安全に保管できるRAID機能を搭載しています。これまでのロングセラー製品の後継として、さらなる性能向上を図っています。
製品概要
新製品は、次の2モデルから構成されています。
- - USB 5Gbps RAIDケース(RS-EC32-R5G): 5Gbpsの高速転送が可能で、標準価格11,000円(税別)。
- - USB 10Gbps RAIDケース(RS-EC32-R10G): 10Gbpsの超高速転送に対応し、価格は17,000円(税別)。
これらのモデルは、特にデータのアクセス速度を重視しており、日常のデータ管理や大容量データの転送に最適です。
RAID機能
RAID機能として、以下の4つの動作モードを装備しています。
- - RAID1(ミラーリング): 一方のHDDに障害が発生しても、もう一方からデータが復元可能です。
- - RAID0(ストライピング): 2台のHDDにデータを分散し、より高速な書き込みを実現します。
- - LARGE(スパンニング): 容量が異なるHDDを1台の大容量HDDとして使用できます。
- - STANDARD: それぞれのHDDを個別に認識し使用します。
この自動リビルド機能は、万が一の障害発生時にも安心感を提供します。
高速転送性能
新しいRAIDケースはUSB 3.2 Gen1およびGen2に対応しており、5Gbpsモデルは実際に300MB/s超の転送速度を実現、10Gbpsモデルは500MB/s超にも達します。これにより、大容量データもストレスなく扱えるようになります。
コンパクトなデザイン
製品サイズは幅6.3cm、奥行き21.5cm、高さ11.6cmと省スペースを考慮した設計が施されています。この省電力性能により、使用していないときの電力消費も抑えられています。
取り付けの容易さ
HDDの取り付けは非常に簡単で、背面のフタを外し内部ユニットにHDDを装着した後、背面のスイッチやボタンでRAIDモードも簡単に設定できます。ユーザーに優しい設計がされており、すぐに使い始めることができます。
接続と互換性
両モデルとも、Windows PCやMacに対応しており、使用する環境に合わせた製品選びが可能です。接続条件を満たすすべての機器での動作を保証するものではありませんが、広範な互換性を持つ点も魅力です。
この新しいRAIDケースは、データの保護と高速転送を両立した製品として、多くのユーザーに支持されることが期待されます。