小千谷市が誇る伝統と文化を織り交ぜた『ラ・ボエーム』
新潟県小千谷市で、注目のオペラ公演が決定しました。第3回小千谷市民オペラ『ラ・ボエーム』は、11月1日と2日に開催されます。このオペラは、地域のオペラ歌手である品田広希さんが中心となり市民オペラ合唱団が一体となって制作しました。
この公演は、イタリアの作曲家G. プッチーニの名作を基にしており、物語舞台を19世紀のフランス・パリではなく明治・大正時代の小千谷に置き換えています。地域の伝統や文化が色濃く反映されたオリジナルバージョンとして、新たな魅力を発信することを目指しています。
地域のアーティストによる本格オペラ
小千谷市民オペラは、2018年の初演から続く地域密着のプロジェクトです。第1作『愛の妙薬』、第2作『カルメン』に続き、3年ぶりの公演となります。地域のアーティストたちが参加し、それぞれの特技を生かした演出が期待されています。公演には、地域で活躍するオペラ歌手たちも多数出演し、観客との一体感を醸し出します。
品田さんは、多くの方々がこの舞台で歌いたいと希望してくれたことに対し感謝の言葉を述べており、オーディションに61名が応募したといいます。この結果は、小千谷市への愛着と市民が地域の文化に貢献したいと願う気持ちの証であると感じられています。
公演概要と参加者募集
公演の詳細は以下の通りです。
- - 公演名: 第3回小千谷市民オペラ『ラ・ボエーム』
- - 公演日: 2025年11月1日(土)14:00開演 / 11月2日(日)16:00開演
- - 会場: 小千谷市民会館大ホール
- - 入場料: 一般5,000円(当日5,500円)、中高生2,000円(当日2,500円)、小学生1,000円(当日1,500円)
また、主催者はオペラの制作に参加したい合唱団員を募集中です。歌や演技に興味がある方であれば、初心者や市外在住者でも大歓迎です。活動は月2回程度で行い、参加料は一般7,000円、小中学生は無料という魅力もあります。
終わりに
本公演は、単なる演劇にとどまらず、地域との絆を深めるための一つの手段とされています。新潟県小千谷市が誇る伝統と文化が息づく舞台で、若き芸術家たちの素晴らしい表現が繰り広げられることに期待が寄せられています。ぜひ皆さんもこの機会を逃さず、心に残る体験をしに足を運んでみてはいかがでしょうか。