タカキ物流サービス、2025年度エコドライブ活動コンクールで優秀賞を受賞
株式会社タカキ物流サービスの秦野営業所は、2025年度エコドライブ活動コンクールにおいて優秀賞を受賞しました。このコンクールは、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が主催し、地球環境の保全に貢献する事業者を表彰するものです。
コンクールの概要
このコンクールは、警察庁や経済産業省、国土交通省、環境省などが後援しており、2025年度には306件の応募がありました。参加した事業所は814で、従業員数は43,381名、車両は29,304台に達しました。結果、国土交通大臣賞が1件、環境大臣賞が1件、審査員特別賞が2件、優秀賞が6件、優良賞が29件贈呈されました。
タカキ物流サービスの受賞理由
秦野営業所が今回優秀賞を受賞した理由は、同所が推進してきた環境負荷の低減、安全運行、地域教育、対外活動に関する多角的な取り組みにあります。具体的には、以下の7点に焦点を当てて活動してきました。
1. エコドライブ推進のための体制づくり
2. 走行データを用いた客観的な運行管理
3. 教育プログラムの充実
4. 燃費改善と安全運転の同時実現
5. 地域への啓発活動と社会貢献
6. 行政機関との連携での対外発信
7. アンデルセングループの価値基準に基づいた活動
所長のコメント
秦野営業所の所長、田中淳二氏は、「環境負荷の低減と安全運行を両立できる取り組みが評価されたことを嬉しく思います」とコメント。ドライバーたちの努力と地域住民・行政の支援が受賞につながったとし、今後も持続可能な物流に向けて改善と情報発信を続ける決意を述べました。
地域活動の取り組み
地域貢献の一環として、秦野市立渋沢小学校で交通安全と環境保全をテーマにした講習会が行われました。このイベントは、児童が交通安全の重要性を理解するための良い機会となりました。講習の内容は次の通りです。
- - 死角体験: 運転席に搭乗し、視界を確認。
- - 内輪差実演: 後輪の動きを風船割りで体感。
- - 冷凍機体験: 冷蔵技術を実演。
- - エコドライブ講座: 環境に配慮した運転方法を学びました。
児童たちは、「将来トラックのドライバーになりたい」との感想を寄せ、安全や環境についての学びが生涯にわたる知識となることを期待しています。
今後の展開
2026年には、さいたま市からエコドライブ活動に関する講演の依頼を受け、行政向けに成果や社内教育、地域連携の実績を紹介する予定です。タカキ物流サービスは、社外に向けて情報共有を強化し、環境負荷の低減と安全運行を前進させることを約束しています。
タカキ物流サービスの事業概要
タカキ物流サービスは、パンなどのデリケートな食品を高品質な状態で届けることを使命とし、温度管理に徹底しています。西日本・関西中部・関東圏にかけて広がる配送ネットワークと、「安全第一、品質第二、効率第三」という基本方針で運営を行っています。また、全営業所で「働きやすい職場認証二つ星」を取得し、労働条件や環境改善にも力を入れています。
このような取り組みにより、タカキ物流サービスは皆様に「ありがとう」と言っていただける企業を目指しています。