「PosRe®」の新機能
2024-09-28 14:00:04

TOPPANデジタルが提案する自治体向け防災システム「PosRe®」の新機能とは

TOPPANデジタルの「PosRe®」防災プランが登場



TOPPANデジタルが提供する地域情報集約サービス「PosRe®」に新たに追加された防災プランの詳細が明らかになりました。このプランは、自治体向けに特化した防災の情報システムを構築し、地域の防災活動を効率的に支援することを目的としています。

プランを導入する背景


近年、気候変動や都市化に伴い、災害リスクが高まりつつあります。特に水害や浸水の危険性は増加しており、自治体における防災対策の重要性が増しています。これに対処するため、多くの自治体が様々なシステムを開発・導入していますが、個別に開発する場合、コストが高くなることが課題だったのです。

TOPPANデジタルはこうしたニーズに応え、「PosRe®」を通じて自治体の防災対策を容易にするための新プランを構築しました。これにより、個別にシステムを開発することなく、効果的に防災プランを導入できるようになります。

「PosRe®」防災プランの特長


この新しい防災プランでは、いくつかの重要な機能が提供されます。

1. 防災マップの提供


「防災マップ」は、必要な情報を一元的に管理し、まとめて確認できる専用のビューアです。具体的には、LPWA規格のZETAと連携したセンサーやカメラから取得したデータに加え、避難所情報、ハザードマップ、気象情報などを統合します。このシステムにより、災害時には迅速に情報にアクセスし、確実な対応が可能になります。

2. 災害フェーズに応じた機能


このプランには、災害の前、中、後での状況に応じた機能が装備されています。災害前には、河川監視や気象データを集約し、必要な情報を自治体に提供します。災害が発生した際には、現場からの情報をリアルタイムで共有し、避難所の開設情報も管理します。また、災害後には、発生した災害のデータを整理できる機能も含まれています。

3. 「PosRe®」アプリの導入


「PosRe®」のアプリを使えば、自治体職員は現地から即座に災害情報を投稿できます。位置情報や写真、テキストを素早く共有できるため、災害対策本部との情報連携がスムーズになります。

導入コスト


この新しい防災プランは月額利用料が13.2万円からで、各種センサーやカメラの機器・設置費用は別途必要となります。

今後の展望


TOPPANデジタルは、2028年度までに「PosRe®」関連のDXサービス事業で10億円の売上を目指しています。地域のデジタル変革を促進し、防災体制の強化を図るため、今後さらに製品やサービスの開発を進めていく方針です。


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会社情報

会社名
TOPPANホールディングス株式会社
住所
東京都文京区水道1-3-3
電話番号

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サードペディア百科事典: TOPPANデジタル 防災プラン PosRe

Wiki3: TOPPANデジタル 防災プラン PosRe

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