三井物産の新たなコミュニケーションプラットフォーム
三井物産株式会社が、LumAppsを導入したことをご報告します。この導入は、社内コミュニケーションの強化を目指し、従業員エンゲージメントの向上を狙ったプロジェクトの一環です。今回は、その背景や導入の効果について詳しくお伝えします。
導入の背景
三井物産は、61カ国にわたる125の拠点を持つ大規模な商社ですが、広域に渡るビジネスを展開するうえで、情報共有に課題がありました。特に、既存の社内ポータルサイトが複数存在し、そのために情報発信にかかる時間が長くなっており、社員の間での情報収集の効率を阻害していました。
また、2020年には本社を移転する予定でしたが、コロナ禍の影響で対面の会合や海外出張が難しくなったことから、国内外での協力が一層複雑化しました。このような状況下で、「多様性を力に」を実現するため、より効果的な社内コミュニケーションを構築する必要がありました。
LumAppsの選定プロセス
数あるSaaSベンダーの中でも、LumAppsが選ばれた理由は、その柔軟なデザイン設計や、既存システムとの連携が容易なところです。特に、シングルサインオンを利用した簡単なアクセスが特徴的で、従業員がストレスなく利用できる環境が整っています。これらのポイントを基に、三井物産はLumAppsの導入を決定しました。
導入の効果
UI・UXの向上
新しいプラットフォームを導入した結果、情報の見せ方が一新されました。従来のテキストベースからサムネイル画像を使った形式に変えることで、情報を直感的に理解しやすくなりました。また、レスポンシブデザインにより、モバイル端末からも容易に情報を確認できるようになり、通勤や出張の合間にも役立っています。
研修情報の集中化
研修情報が散在していた問題も解消されました。専用ページを設けることによって、研修の感想を社員同士で共有し合うようになりました。これにより、リスキルの促進が図られ、社員の成長につながっています。
経営メッセージの浸透
社長や経営幹部からのメッセージ発信が活性化した結果、情報の閲覧数も増加しました。これにより、社内での他部署の取り組みを認識しやすくなり、商談やコラボレーションにおいても有意義であるとの評価がされています。特に海外拠点のスタッフは、本社からの情報を積極的に利用しています。
現地スタッフからは、三井物産の一員であることへの誇りや新たな事業構築への意欲が感じられ、エンゲージメントが高まりました。今後もこのようなコミュニケーション体制を続けることが、企業の発展に寄与することが期待されています。
LumAppsについて
LumAppsは、全世界で500以上の企業に導入され、1日に約500万ユーザーが利用する社内ポータル作成ツールです。Google WorkspaceやMicrosoft 365などとシームレスに連携でき、企業に最適なデジタルワークプレイスを構築します。ノーコードで簡単にニュースを作成でき、リアルタイムに情報を発信することが可能です。
会社概要
- - 社名:LumApps株式会社
- - 所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5
- - 設立年:2019年
- - 資本金:5,000,000円
- - 代表者:ティエリー・ダルサン
お問い合わせ
LumAppsについての詳細は、公式ウェブサイトをご覧ください。運営チームへのお問い合わせはマーケティング担当の小林まで。
このように、三井物産によるLumAppsの導入は、その組織における従業員のエンゲージメントを高め、新たな価値創造を促進する一歩となったといえるでしょう。