梅田エリアのトイレに新たなサービス「Air Knock」が登場
大阪の梅田エリアにおいて、トイレの個室ブースに長時間利用の抑制と広告配信を行うサービス「Air Knock」が導入されることが決まりました。本サービスは2023年3月28日(土)から本格的に実施され、デジタルサイネージを活用することで新たな試みが期待されています。
この取り組みは、阪急阪神不動産株式会社、株式会社バカン、及び阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社の3社が協力して行います。対象となるトイレの個室ブースは、大阪梅田エリア内のオフィスビルや商業施設、鉄道駅などを含む合計1,857か所。これは関西最大規模の設置となります。
なぜ「Air Knock」が必要なのか?
都心のトイレは利用者の増加に伴い、混雑が進んでいます。この問題を解決するためには、トイレの使用状況を把握し、利用者に情報提供することが不可欠です。「Air Knock」では、個室ブースに設置したセンサーを通じて、リアルタイムで混雑状況や在室時間を把握。さらに、一定以上の長時間利用時には、施設管理者にアラートを送信し、速やかに対応を促します。これにより、トイレの使用環境が大幅に向上することが期待されています。
本サービスの主な機能
「Air Knock」にはいくつかの特徴的な機能があります。
- - リアルタイムの混雑状況表示: 長時間の利用をしている場合、デジタルサイネージに利用時間を表示、利用者に自主的な退出を促します。
- - 安心感の向上: 個室の使用状態が長時間に及ぶ場合、施設管理者に通知が送られ、急病人の発生などのリスクを早期に察知できます。
- - 広告配信による情報提供: 約10インチのデジタルサイネージを利用した広告配信が可能です。性別や施設によってターゲットを絞った広告を配信することもできます。
導入施設について
本サービスは、主要なオフィスビルや商業施設、鉄道駅のトイレに導入されることが決まっています。具体的な施設名としては、大阪梅田ツインタワーズ、ハービスOSAKA、HEPファイブなど、合計24か所の施設が指定されています。
期待される効果
これまでの試験的な導入においては、30分以上の利用が約47%も減少したとのデータがあり、長時間利用の抑止につながる効果が確認されています。この成功を受け、さらに多くの場所への導入が行われることが期待されています。また、トイレ広告メディアの運用は2023年7月以降を見込んで開始される予定です。
各社の役割
阪急阪神不動産株式会社は不動産事業全般を手掛け、バカンは空間体験のアップデートに特化した企業、阪急阪神マーケティングソリューションズは交通広告の総代理を行っています。それぞれが連携し、この新しいサービスを推進していくのです。
今後「Air Knock」が大阪梅田エリアで広まることにより、トイレ利用環境が一層安全で快適な場所になることが期待されます。