中部国際空港にEV急速充電器が登場
2024年12月3日から、中部国際空港セントレアにEV急速充電器が利用可能になります。このサービスは、Terra Charge株式会社が提供し、空港の第3駐車場に2基の急速充電器が設置されることが決まっています。これにより、長期間の駐車を利用する旅行者だけでなく、日帰りで空港を訪れるEVドライバーにも利便性が向上します。
充電インフラの充実を目指して
2050年のカーボンニュートラル達成に向け、EVの普及や充電インフラの拡充が求められています。経済産業省も2030年までに30万口のEV充電器設置を目指しており、中部国際空港の新たな充電器はこの流れを支える一環として位置付けられています。この空港でも、2050年度までのゼロカーボン達成に向けた取り組みが進められ、2023年8月には国際空港評議会によるカーボン認証のレベル4を取得しました。
訪れる人々に便利なサービスを提供
中部国際空港には、エンターテインメントや学ぶ要素を備えた「フライト・オブ・ドリームズ」や、近くで飛行機を観察できる「スカイデッキ」など、様々なアクティビティが用意されています。急速充電器の導入により、空港に訪れる全てのEVドライバーが快適に充電できる環境が整います。これにより、空港は旅行客に限らず、日帰りのお出かけ先としても利用されるようになります。
Terra Chargeの特徴
テラチャージの充電器は、訪れるEVドライバーがアプリを通じて簡単に充電の開始や終了を操作でき、料金の決済もアプリで行えるため、スムーズで快適な充電体験が提供されます。加えて、充電料金は有料となり、利用者が支払った分が中部国際空港の持続可能なEV充電サービスの支援となります。
まとめ
中部国際空港セントレアへのEV急速充電器の設置は、今後のEV普及や環境問題への対応といった視点からも重要なステップです。利用者にとっても、より充実した充電環境が整うことで、気軽に空港を訪れることができるようになります。こうしたServiceが、未来のカーボンニュートラル社会に向けた一歩となることでしょう。