認定NPO法人おてらおやつクラブの新プロジェクト
認定NPO法人おてらおやつクラブは、2024年の冬休み期間中、全国のひとり親家庭を支援する「歳末たすけあい2024」を実施します。このプロジェクトは、2024年11月1日から12月31日の期間にわたり、これまでに支援要請を受けている2,500世帯以上の家庭を対象に、食料品や日用品の提供を行います。
背景と意義
おてらおやつクラブはお寺を拠点にし、仏さまからの「おさがり」として、多様な事情を抱えるひとり親家庭に対して支援を行っています。この10年間で、特に「見えにくい」とされてきた貧困家庭の実態が徐々に認知され、これまでに全国で約13,000世帯とのつながりが生まれました。特に冬休み期間は、学校給食がなくなるため、家庭の経済的負担が増えてしまいます。そこで、こうした声に耳を傾け、また昨年に続いて「歳末たすけあい」を開催する運びとなりました。
プロジェクトの内容
「歳末たすけあい2024」では、以下のような支援方法を提案しています。
食品・日用品の提供
お寺から全国のひとり親家庭に食品や日用品を「おすそわけ」として届くように手配。ヤマト運輸と連携した匿名配送システムを利用することで、受け取る側のプライバシーを守りつつ支援を届けます。送料はすべておてらおやつクラブが負担します。
サポートを希望する個人や企業には、寄付の提供や発送準備のボランティアを呼びかけています。寄付を希望する方は、特設ページより申し込みが可能です。食品や日用品の寄贈については、手続きを行えば近隣のお寺に郵送または持ち込みで届けることができます。
ボランティア参加
発送準備のための「発送会」を全国の寺院で実施。ボランティアとして参加することもでき、地域の住民や檀信徒が一丸となって家庭に発送する「おすそわけ」の準備を行います。こちらも特設ページからお申し込みが可能です。
お金での支援
また、金銭的な支援も募集しています。毎年約1万箱のおすそわけが全国の子どもたちに届けられる中、皆さまからの寄付は重要な役割を果たします。今後、奈良県の天理市との連携でふるさと納税を利用した寄付も受け付けています。
取材の申し込み
メディア関係者の皆さまには、プロジェクトの様子や関係者へのインタビューなどの取材も歓迎しています。事前にフォームを通じてコンタクトを取っていただければと思います。
まとめ
「歳末たすけあい2024」は、冬休みにおけるひとり親家庭の支援に向けて、地域全体で協力しあうプロジェクトです。参加や寄付、ボランティア活動を通じて、多くの方が一緒に子どもたちを応援するきっかけとなることを願っています。詳細については公式サイトをご覧ください。