戦後80年を迎える広島での平和教育プロジェクト
2025年、広島が戦後80年の節目を迎えるにあたり、一般社団法人シンク・ジ・アースが主催する「ティーチャーズ・ギャザリング」が開催されます。このイベントは、持続可能な社会を実現するための教育を目的とし、教員たちが集まり対話を重ねる貴重な機会です。
プロジェクトの背景
シンク・ジ・アースは、環境問題や社会問題を背景に教育を通じて持続可能な社会を促進する取り組みを行っています。教育現場において、子どもたちとの対話を通じて、今後の社会をどう変えていくかを考えることが求められています。2023年には「SDGs for School」というプロジェクトを立ち上げ、持続可能な社会の担い手を育むことを目的に活動を拡大しています。
ティーチャーズ・ギャザリングについて
「ティーチャーズ・ギャザリング」は毎年夏に開催されており、今年で7回目となります。今年のテーマは「広島で考える平和と教育」です。イベントでは、2024年にノーベル平和賞を受賞した田中聡司氏から直接戦争の体験を聞くことができる特別なセッションが用意されています。また、広島の平和活動を長年続けているスティーブ・リーパー氏の講演も予定されています。さらに、被爆ピアノの演奏会やフィールドワーク、ワークショップなど、多彩なプログラムが展開されます。
参加者へのメッセージ
参加者は、自身の教育の現場において、どのように平和を育むことができるかを一緒に考える機会になるでしょう。過去の経験を次世代へとつなげるための知見を得ることで、教員としての役割を再認識する場となります。特別講演や交流の時間を通じて、多くのインスピレーションを得られることでしょう。
イベントの詳細
- - 日程: 2025年8月23日(土)13:30〜19:30、8月24日(日)9:45〜17:00
- - 会場: 合人社ウェンディひと・まちプラザ他(フィールドワークを含む)
- - テーマ: 自分ごと化する問い:現代の日本の教員としての平和教育
- - 参加費: 無料(懇親会やお弁当代は希望者のみ)
- - 申込み: 公式ウェブサイトで受付中
クラウドファンディングの実施
このプロジェクトの理念をより多くの方々に広めるために、クラウドファンディングも実施しています。目標金額は100万円で、締切は9月30日です。集まった資金は、イベントの開催費用や、平和教育に関するフリーペーパーの制作に充てられます。最後に、ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。
クラウドファンディング詳細はこちら
未来を見据えた教育の力
今後の世代にとって、このような取り組みが価値ある教育機会となりますように。広島の地で行われる「ティーチャーズ・ギャザリング」を通じて、教員たちが持つ経験と知見がさらに広まることを期待しています。
私たちの行動が未来を変える一歩になることを祈りつつ、平和教育の重要性を改めて訴えかけていきましょう。