東京大学の早矢仕講師、インフォマートの技術顧問に就任！

株式会社インフォマートが、東京大学大学院工学系研究科の早矢仕晃章氏を新たに技術顧問に迎えることが発表されました。この任命は2025年10月1日から始まります。インフォマートは、デジタル化を通じて企業の日々の業務を効率化することを目指し、120万社以上が利用するBtoBプラットフォームを運営しています。

データの重要性と現在の課題

データは今や「21世紀の石油」と呼ばれるほど、経営面での重要な資源とされています。多くの企業が自社データを活用するようになっていますが、業界全体でのデータ連携や活用は十分に進んでいないのが現状です。このような背景の中、インフォマートは企業間の取引に関連する膨大な明細データを蓄積し、これを有効に活用するためのプラットフォームの構築を進めています。

早矢仕氏とインフォマートの関係

早矢仕講師は昨年からインフォマートと共同研究を行っており、「人とデータを巡る営み」の研究を進めています。彼は、当社が主催する人工知能学会全国大会で基調講演も行うなど、様々ななお分野で活躍してきました。この技術顧問就任により、インフォマートはさらにデータの利活用やAI実装を加速させ、新しいデータビジネスモデルを模索しています。

早矢仕氏のコメント

早矢仕氏は、今回の就任に際し、「AIとデータの活用は、ビジネスの在り方を根本から変える可能性を秘めています。私の知見を生かして、BtoBプラットフォームの進化に貢献できるよう努めたい」と述べています。彼は、研究と社会の架け橋となり、持続的かつ社会に貢献する価値創出を目指しています。

インフォマートの代表からの期待

インフォマートの副社長、木村慎氏も早矢仕氏の就任を歓迎し、彼の深い知見が同社のプラットフォームに新たな価値をもたらすと自信を示しました。今後、同社は早矢仕氏の助言をもとにしてデータの活用を進め、業務効率化および事業成長に寄与できるソリューションを開発していく方針です。

早矢仕晃章氏の経歴

早矢仕氏は東京大学大学院工学系研究科の講師であり、システム創成学専攻を専門としています。これまでの学識を生かし、多岐に渡る研究や委員会にも参加しており、多くの賞を受賞してきました。データ利活用の知識やデータ設計支援を得意とし、様々な活動を通じて業界へ貢献してきた実績があります。

インフォマートの概要

インフォマートは1998年に設立され、企業間取引における業務を効率化するためのクラウドサービスを提供しています。主力の「BtoBプラットフォーム」は、年間62兆円以上の流通金額を誇り、さらなる成長が期待されているサービスです。今後も、データとAIの力を駆使し、企業間取引の支援を強化していくことでしょう。