スクロール、包装資材に「STONE-SHEET®」採用しプラスチック削減へ!
株式会社スクロールは、環境活動方針に基づき、事業を通じたバリューチェーン全体の環境負荷低減を目指しています。このたび、プラスチック素材の使用量削減を目的とし、商品包装袋を従来のプラスチック製から、環境配慮素材「STONE-SHEET®」製へ、7月より順次切り替えることを発表しました。
導入の背景
スクロールの通販事業では、年間約380万トンのプラスチック製包装資材を使用していました。その大半が商品をお届けする際に使用するプラスチック製の包装袋です。同社は、2030年度までに包装資材におけるプラスチック素材の使用量を2021年度比で65%削減することを目標としています。
これまでも、紙袋やバイオマス含有袋の利用など環境に配慮した包装資材への切り替えを進め、2023年度までに26%の削減を達成しました。今回の「STONE-SHEET®」製商品包装袋への切り替えは、さらなるプラスチック使用量の削減を目指した取り組みです。
「STONE-SHEET®」とは?
「STONE-SHEET®」は、炭酸カルシウムを配合したプラスチックの代替素材です。スクロールでは、現行の商品包装袋を「STONE-SHEET®」製に切り替えることで、プラスチック使用量を50%未満に抑えることができます。また、自治体の指定がない場合は、可燃ごみとして扱うことができるため、お客様の家庭内プラスチックごみの軽減にも貢献します。
社会への貢献と今後の展開
スクロールは、持続可能な社会の実現に向け、EC・通販業界と、さらには広く社会へ「STONE-SHEET®」製の包装資材を展開していきます。企業市民として、社会問題における課題解決に積極的に取り組んでいく姿勢を示しています。
同社は、ESG(環境、社会、ガバナンス)に関するマテリアリティ(重要課題)を特定し、その解決に向けて積極的に取り組んでいます。具体的には、より良い商品・サービスの開発、少子高齢化社会の課題解決、環境負荷の低減、SCM強化による安心安全な商品提供、タスク・ダイバーシティ経営の推進、地域社会への貢献、コーポレート・ガバナンスの強化など、多岐にわたる分野で持続可能な社会の実現を目指しています。
スクロールは、「人、社会、地球に、グッドライフカンパニーであること」を目標に掲げ、今後も事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献していくとしています。