GIGAスクール端末活用の雇用モデル
2025-07-10 16:50:18
リサイクルと福祉の融合!GIGAスクール端末を活用した新たな雇用モデルが始動
リサイクルと障がい者雇用の新たな取り組み
埼玉県戸田市で、使用済みのGIGAスクール端末を活用した対障がい者雇用に関する実証研究のための協定が締結されました。この取り組みは、リサイクル大手のリネットジャパンリサイクル株式会社と、JR東日本の特例子会社、また戸田市自体が参画するもので、教育や福祉、環境問題を結びつけた革新的な社会モデルを目指すものです。
GIGAスクール構想の背景
国のGIGAスクール構想は、すべての子どもたちに1人1台のPC端末を配備し、学びの質を向上させることを目的としています。戸田市は、この構想に先駆けて、地域の小中学校にPC端末を迅速に配備し、既に多くの生徒たちがこの端末を用いる環境を整えてきました。これら端末が更新時期を迎え、今後不必要となる端末をどのように活用するかが大きな課題となっていました。
協定の締結とその意義
このたび、戸田市はリネットジャパン株式会社、および株式会社JR東日本グリーンパートナーズとの3者協定を締結し、使用済みのGIGAスクール端末のリサイクル利用に関する実証研究を行うことが決定しました。これは、環境保護、障がい者雇用、教育の三方よしを図るための取り組みであり、その意義はとても大きいとされています。特に、障がい者雇用の促進に寄与することで、地域社会全体の発展を期待できる点が重要です。
調印式の開催
この協定を祝して、令和7年7月15日(火)午後2時から3時まで戸田市役所で調印式が執り行われます。出席者には、リネットジャパンリサイクルの代表取締役会長、JR東日本グリーンパートナーズの代表取締役社長、戸田市の市長や副市長、教育長などが名を連ね、その場で新たな雇用モデルの誕生を祝します。各出席者は、今後の取り組みについて真摯に語り合うと同時に、実証研究に向けた期待と意気込みを示すと期待されます。
地域の未来をつくる取り組み
この取り組みは、様々なステークホルダーが連携することで、戸田市だけでなく、全国に広がるモデルケースとなるポテンシャルを秘めています。使用済み端末が持つ新たな価値を見出し、障がい者の雇用機会を増やし、同時に環境への配慮も実現することができれば、社会全体の幸福度も向上することでしょう。
戸田市の意欲的な施策は、今後の地域の発展を促進する重要なカギとなるでしょう。私たちもこの流れを見逃さず、引き続き注目していきたいと思います。
会社情報
- 会社名
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埼玉県戸田市
- 住所
- 埼玉県戸田市上戸田1-18-1
- 電話番号
-
048-441-1800