助け合い旅『しまとたび』
2025-06-04 11:06:27

鹿児島の離島を旅しながら助け合う『しまとたび』プロジェクト始動

鹿児島の離島を旅しながら助け合う『しまとたび』プロジェクト始動



株式会社おてつたび(本社:東京都渋谷区、代表取締役:永岡里菜)は、東シナ海に位置する小さな島をブランド化することを目指すisland company(本社:鹿児島県薩摩川内市、代表取締役:山下賢太)と共同で、鹿児島離島への関係人口の増加を目指す新プロジェクト『しまとたび〜お手伝いがつなぐ、離島とあなたの未来〜』をスタートさせる。

鹿児島離島の現状



鹿児島県には、北から南へ約600kmにわたって28の有人離島が点在している。美しい海や豊かな自然、独自の文化や料理が魅力的なこれらの島々だが、人口減少という深刻な問題を抱えている。高齢化が進行しており、県全体の平均よりも約10年早く進んでいる。この影響で、若者は進学や就職を理由に島を離れ、地域は人手不足と過疎化に苦しんでいる。

新しい関わり方とは?



このような背景から、地域との関わり方を見直す必要がある。「関係人口」という新しい概念が求められており、短期間でも地域とのつながりを持ち続けることが重要視されている。『しまとたび』は、その一つの試みである。このプロジェクトでは、2025年8月に、鹿児島の離島にある約10社の事業者で約2週間から1ヶ月間の「おてつたび」を実施する。

しまとたびの内容



参加者は、各事業者で住み込みで働きながら、島の独自の魅力を体験することができる。プロジェクト開始前にはMeetupイベントも開かれ、参加者は事業者から直接島の魅力や暮らしについての話を聞ける機会が提供される。また、自らの志望動機をPRできる場も設けられている。

参加者は、日々の仕事の合間に島を巡ったり、地元の人々と交流を楽しんだりすることができる。複数の島で同時にプロジェクトが実施されるため、参加者同士のつながりが自然に生まれ、更なる交流の輪が広がる。また、滞在中の経験はSNSで発信されることで、鹿児島の離島の魅力を広める手助けにもなる。

プロジェクトの目的



このプロジェクトの大きな目的は、参加者に「離島暮らし」をリアルに体験させることだ。旅の終わりに「またあの島に行きたい」「会いたい人がいる」という気持ちを持ってもらうことが重要である。『しまとたび』をきっかけに、出会った人々が地域とつながり、交流が広がっていくことで、離島全体に良い影響をもたらすことを期待している。

未来への期待



移住や継続的な交流が、『しまとたび』を通じて自然に生まれてくることがおそらくこのプロジェクトの最も大きな収穫だろう。おてつたびの精神である「働きながら旅を楽しむ」を身を持って体験し、人と人、地域と人との新しい関係を築くことを目指している。私たちが想い描く未来へ、参加者は一歩を踏み出すことができるかもしれない。

おてつたびとは?



「おてつたび」とは、人手不足に悩む地域事業者と、旅を楽しみながら短期アルバイトを希望する旅行者をマッチングするサービスである。現地までの交通費は自己負担だが、働くことで得られるアルバイト代とともに宿泊場所(寮や空き部屋など)が無料提供される。この新しいスタイルが、地域の問題を解決する可能性を秘めている。

企業情報



おてつたびとisland company、双方の強みをもつこのプロジェクトが、鹿児島の離島の未来をどう変えていくのか、今後の展開が楽しみである。野生の島々が持つ魅力と人のつながりが、この試みを通じてより多くの人々に伝わることを期待している。


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会社情報

会社名
株式会社おてつたび
住所
東京都渋谷区代々木3-31-12代々木ハイツ1号館
電話番号

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