PayPalがダブリンに新拠点
2025-08-25 11:52:22

PayPal、アイルランド・ダブリンにデータサイエンスセンターを設立し100人を新規採用

PayPalがアイルランド・ダブリンに新たなデータサイエンスセンターを設立



米国発のオンライン決済サービス、PayPalがアイルランドに新しいデータサイエンスセンターを設けることを発表しました。このセンターはダブリンに位置し、100名規模の人材を新たに採用する予定です。この動きは、PayPalが先進的なデータサイエンスやAI技術に対する投資を通じて、商取引の未来に注力している事を示しています。

ダブリンの新設拠点は、PayPalが引き続きグローバルネットワークの中で重要な役割を果たすことが期待されています。特に、アイルランド政府の産業開発庁と連携し、地元のエコシステムに対する信頼を築きつつ、顧客の取引に信頼性と安全性を提供するための取り組みが強調されています。

PayPalのグローバル・チーフ・リスク・オフィサーであるAaron J. Webster氏は、「私たちの次世代デジタル決済ツールを開発する中で、アイルランドの人材とイノベーションは極めて重要です。今回の拡大はアイルランドに対する信頼を示し、AI駆動の未来を構築する意志の表れです」と述べています。

新たに加わる人材は、AIエンジニアリング、データサイエンス、ソフトウェア開発、リスクモデリング、サイバーセキュリティなど多岐にわたる専門分野で活躍することになります。これらはPayPalの損失防止や顧客体験向上といった重要な戦略目標を支える役割を担い、イノベーションをグローバル戦略の中心に据える試みの一環です。

Webster氏はさらに、「PayPalのプラットフォームの広範なスケールと膨大なデータは、商取引の複雑な課題に取り組む際の強力な原動力です。データサイエンティストが限界を超えた挑戦をし、AIを駆使して不正検知と決済セキュリティの未来を変えていくことが求められています」とコメントしています。

アイルランドの企業・観光・雇用担当大臣Peter Burke氏は、PayPalがアイルランドを高付加価値なテクノロジーの投資先として重視していることを強調しました。「AIやデータサイエンス分野での100人の新しい雇用は、アイルランドのイノベーションハブとしての地位をさらに確立します」と述べました。

また、アイルランド政府産業開発庁のMichael Lohan長官は、「PayPalが新たに100人のハイテク人材をアイルランドで採用することに喜びを感じています。これは同国が高付加価値の投資先として魅力的であることを示すものです」と加えました。

アイルランド政府産業開発庁(IDAIreland)は、アイルランドの産業開発を推進するために設立された機関で、企業に対して立地や人材、税制に関する最新情報を提供するなど多様な支援を行っています。過去のプレスリリースについては、こちらから確認できます。


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会社情報

会社名
アイルランド政府産業開発庁
住所
東京 都千代田区麹町2-10-7アイルランドハウス2F
電話番号

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