九州初開催!APUと九州工業大学の国際ハッカソン
2025年9月26日から28日にかけて、立命館アジア太平洋大学(APU)と九州工業大学が共同で、国際的なハッカソン「Junction X」を開催します。このイベントは、日本の大学では初めての試みとなります。特に「Junction」は、フィンランド発祥の欧州最大級のハッカソンであり、世界各地で数多くの成功事例が生まれています。
Junction Xとは?
「Junction X」は、参加者が与えられたテーマに基づいて、限られた時間内にアプリケーションやシステムの開発を行う国際的なイベントです。過去には多くの優れた提案が企業の支援を受けて製品化されたり、海外企業との共同開発に発展した事例があります。
今回のイベントでは、両大学から集まった学生17名が中心となり企画・運営を行います。すでに数カ国から約50名の参加希望者が寄せられており、国際的な技術交流の場が実現する見込みです。
参加企業とテーマの多様性
イベントを支援する企業も、多岐にわたります。協賛企業には、宇宙や生成AIといった注目のテーマを提供している企業が名を連ねており、産学連携によるイノベーション創出が期待されます。参加者は初日に顔合わせを行い、チームを組んでそれぞれの課題に挑戦します。
イベントの流れ
ハッカソンの開催中、参加者たちはアイデアを短期間で形にし、最終日には開発した成果を発表します。プロジェクトの審査を通じて、参加者は新しい技能を習得し、志を同じくする仲間と出会います。時には、スタートアップのアイデアが生まれる可能性もあります。
文部科学省の支援事業の一環
なお、このイベントは、2024年11月に文部科学省から採択された「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」の一環としての位置づけとなっています。これは「組織・地域・分野を超えてグローバルな社会で価値を創出する人材育成」を目的としており、九州から世界へ挑戦する新世代の人材を育成する場となることを目指しています。
基本情報
- - 日時: 2025年9月26日(金)18:00〜23:59 / 27日(土)9:30〜19:00 / 28日(日)9:30〜17:30
- - 場所: 九州工業大学戸畑キャンパスGYMLABO(ジムラボ)
- - 言語: 英語
- - 主催: 立命館アジア太平洋大学、九州工業大学
- - 後援: 北九州観光コンベンション協会
- - 協賛企業: 九州電力、京セラ、トヨタ自動車九州、日鉄ソリューションズ、NEC、ピクシブ、村田製作所(50音順)
このように、Junction X Kyutechは未来の技術者たちにとって、国際的な舞台で競い合う貴重な機会となることが期待されています。参加者は自身のアイデアを発展させ、世界の技術者と交流することで、次のステップへと進むことができるでしょう。