海洋探究の最前線！中学生たちが3D技術で挑む新しい学びの形

未来の海洋研究者たちが集う

2025年7月31日、東京ポートシティ竹芝で「海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト」の第5期生入学式が盛況のうちに執り行われました。このプロジェクトは、全国各地から集まった個性豊かな中学生11名が、海洋生物の研究を通じて未来を創造することを目指しています。

難関を突破した若き探求者たち

今回のプロジェクトには、過去にない数の応募がありました。選考を通過した11名は、自己紹介を経て、3D技術と海洋学を教える講師たちからの授業を受ける特別な機会を得ました。入学式の後、彼らは本格的な実習合宿に向けて、海洋生物と3D技術の基礎を学ぶ授業を開始しました。具体的には、3DモデリングやCTスキャン、3Dプリンターなどの最先端技術を駆使し、各々が興味を持つ海洋生物について探究していきます。

日本財団と海と日本プロジェクト

このプロジェクトは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環で、次世代に豊かで美しい海を引き継ぐための活動です。プロジェクトを通じて、若者たちは海とのつながりを深め、人と人が結びついていくことの重要性を学びます。

AI時代に求められる創造力

現代社会において、AIの進化が進む中で求められる力は、自ら課題を見つけ出し、解決策を模索する創造力です。当プロジェクトでは、生徒たちが主体的に研究を進め、自らの興味・関心を基にした探究活動を行います。このプロセスには、仲間と協力しあいながら学ぶ「協働学習」や、自己の興味を深める「反転学習」が取り入れられています。

熱意ある講師陣

入学式では、海洋事業部の廣瀬氏が激励のメッセージを送り、参加者たちに挑戦を促しました。また、協賛企業からも応援の言葉が寄せられ、技術的なサポートが確約されました。特に、3D技術主任の吉本大輝講師による授業では、モノづくりのプロセスや素材の違いについて学びました。生徒たちは最新の3D技術の具体例を触れながら、興味を深めていきます。

続く活動の期待

2025年8月22日からは、高知県での実習合宿が予定されています。この合宿では、海洋生物を実際に観察し、多様な海の生態系を肌で感じる貴重な体験が待っています。研究生たちは、学んだ知識を実践に生かし、海の不思議に迫る探究活動に挑戦します。

11名の中学生たちが、どのように成長し、彼らの研究がどのように進展していくか、その目が離せません。最新の活動は公式SNSでも随時発信されますので、ぜひフォローして、彼らの成長をリアルタイムで楽しんでください！