感謝の温かさを手紙で伝えよう!「ありがとうの手紙コンテスト2025」へ応募しよう
株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区)が主催する「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト2025」が、6月1日から全国の小学生を対象に受付を開始します。このコンテストは、文部科学省の後援のもとで行われ、子どもたちが感謝の気持ちを「手紙」という形で表現することを目的としています。毎年、多くの小学生が参加し、その数は今までで約25,000校・団体、45万通以上に及びます。
1. コンテストの概要
「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト」は、小学生に感謝の気持ちを伝える重要性を教えることを目指しています。応募作品は、ジャーナリストの池上彰氏を審査員長に迎え、厳正な審査のもとに評価されます。最優秀作品には文部科学大臣賞(全国1名)などの栄誉が与えられ、参加者には各ブロックの優秀賞(全国7ブロック、20名分)も用意されています。
コンテストの受付は9月30日(火)までで、審査結果は12月以降、ファミリーマートのホームページで発表されます。詳しくは【
特設ホームページ】をご覧ください。
2. 参加対象と条件
本コンテストの応募は、全国の小学校1年生から6年生までが対象です。テーマは「ありがとうの気持ちを伝えよう」。日常生活の中で感じた感謝の思いや、住みやすい街や自然に対する感謝の気持ちなど、幅広い側面から表現できます。
3. 手紙がもたらす絆の力
「ありがとうの手紙コンテスト」の背後には、手紙というアナログな方法が持つ特別な価値があります。デジタル社会が進む現代において、手書きの手紙には温かみと、相手への思いやりが込められます。受賞作品として選ばれた子どもたちには、その手紙を通じて様々な感情や経験が育まれています。
実際のエピソード
2024年の受賞作品の一つには、遠く離れた宮古島に住むおじいちゃんに手紙を書き始めたことで文通が始まり、1年半で10通以上の手紙を交わしたエピソードがあります。手紙を書いたことで言葉を書く力がつき、漢字を調べることも楽しみに感じるようになったといいます。手紙を書くことで、相手を思いやる姿勢が育まれ、子どもたちにとって手紙が特別なコミュニケーションツールであることを再認識させます。
4. 専門家からの評価
審査を行う池上彰氏は、手紙を通じて感謝の心を育むことの重要性を強調しています。「国や時代によって変わる価値観の中で、常に変わらないのは人と人とのつながりです。」と彼は話します。手紙を書くことは、そのつながりを深め、心を通わせる大切な手段です。
5. まとめ
このコンテストは単なる文を書く活動ではなく、感謝の気持ちを具体的に表現する機会なのです。ますます複雑化する現代社会において、手書きの手紙を通じて、子どもたちの心を育む活動は、今後も続けられるべきと考えられます。「ありがとうを伝える」大切さを学び、温かい社会の一員として成長するための第一歩として、一人でも多くの小学生が参加してくれることを願っています。