ベネッセのキャリア支援サービス、HRアワード2025で快挙
株式会社ベネッセコーポレーションが提供する女性向けメンタリングサービス「withbatons」が、厚生労働省後援の「HRアワード2025」にてプロフェッショナル部門に入賞した。この入賞は、同じサービスが2年連続で評価を受けるという初の快挙であり、業界内でも注目を集めている。
HRアワード2025とは
HRアワードは、企業の人事や組織に関する優れた取り組みを表彰する制度である。特に、今回の入賞は、戦略的な視点や社会的な影響力、成長性など、多面的な評価基準に基づいて選ばれたものだ。全国の人事関係者が参加する投票を経て、最優秀賞や優秀賞が決まることもあり、業界での信頼性が高い。
withbatonsの特徴
「withbatons」は、2024年6月に開始された新たなキャリア形成支援サービスで、主に管理職候補となる女性社員をターゲットにしている。プログラムは「キャリア研修」「アセスメントテスト」「社外メンタリング」「企業向けレポート」の4つの要素から成り立っている。
特に注目すべきは、作られたプログラムです。参加者は、異なるバックグラウンドを持つ6名の女性メンターと1対1のメンタリングを行い、各自のキャリアにおける軸を見出す手助けをする。このメンターたちは、実際に他社で働く女性リーダーであり、彼女たちのリアルなキャリアストーリーを直接聞くことができる。これにより、女性社員は自分自身のキャリアに対する見方や意識を深めることができる。
導入企業からの評価
サービス開始から約1年が経過し、多くの企業での導入が進んでいる。主な評価点は以下の通り。
- - 女性社員の『キャリア意欲』を大幅に高める点
- - 6人のメンターとの対話を通じて、を利用することでキャリア意欲や管理職意欲を高める設計
- - 上司や組織に向けた研修も併せて提供される柔軟性
- - 参加者同士のコミュニティ形成が可能で、職場における孤立感を軽減する点
- - メンタリング終了後には、自社の女性活躍に関するレポートが提出され、中長期的な戦略を立てる基盤を提供する
サービス参加者の成果
「withbatons」に参加した女性社員は、メンタリング前と後で大きな変化を遂げている。具体的には、キャリアの見通しが立てられていると答えた割合が17%から84%に、リーダー層への意欲が47%から73%に、管理職への意欲が33%から70%に上昇した。実に82%の参加者が、メンタリングを経て転職意向が鈍化したと述べており、その効果の高さが伺える。
結論
今後も「withbatons」は、多種多様な女性リーダーのメンターとの対話を通じて、キャリアアップを目指す女性社員の支援を続けていく。このような取り組みが、女性の社会進出を後押しし、企業におけるダイバーシティの推進に貢献することが期待される。ベネッセの革新的なサービスは、ますます多くの企業や女性たちに新たな希望をもたらすだろう。
投票我々も応援しよう
HRアワードの最優秀賞・優秀賞の候補が選定される投票は、2023年7月15日より始まっており、重要な成果を挙げた「withbatons」を応援したいという方は、ぜひ投票してほしい。公式サイトで受付が行われている。
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