Nゲージ鉄道模型専門誌『エヌ』の大リニューアル
2024年9月21日に発売される季刊『エヌ』2024年Autumn(Vol.138)は、創刊以来初の大規模リニューアルを果たしました。2000年に登場したこの雑誌は、来年度に四半世紀を迎えます。これを記念し、内容を一新し、より魅力的な誌面をお届けすることとなりました。
リニューアルのポイント
- - 発行形態の変更: 従来の隔月刊から再び年4回の季刊として、読者の皆様により定期的にお楽しみいただけるようになります。これは多くのファンのニーズに応えた結果です。
- - 文章形式の変更: 本文が縦書きから横書きに変更されました。鉄道関連はデータや数字が多く、横書きにしたことで読みやすさが格段に向上しました。この変更により、さまざまな情報をスムーズに把握できるようになりました。
ビジュアルの進化
誌面のデザインも大きく進化しました。従来人気だったジオラマ撮影の技術に新しいアプローチを追加し、模型の魅力を最大限に引き出しています。特に、文字サイズや工程写真の拡大は、ビジュアルにおける視認性を大幅に向上させています。読者にとって、視覚的にも楽しさを体験できる内容になるよう心掛けました。
特集記事の内容
新たに組まれた特集は「模型で楽しむ貨物鉄道」です。本特集では、コンテナの配置法や編成の作り方、懐かしい写真をモチーフにした編成の紹介など、模型ならではの楽しみを満載しています。この特集を通じて、実際の貨物列車の魅力を模型で再現し、より深く理解していただけるように工夫されています。
また、第2特集としてスタートした「駅物語」では、10月1日に東海道新幹線が開業60周年を迎える東京駅を取り上げ、ダイヤ改正前後のストーリーを模型写真と共に紹介しています。新幹線開業前の黄金時代とその変遷を感じさせる視覚体験を提供します。
読者の方におすすめ
この雑誌は以下のような読者に特に親しまれることでしょう:
- - Nゲージ鉄道模型に熱中する方々
- - 模型製作スキルを向上させたい方
- - 長年の読者や新たな読者の方々
- - 模型を通じて貨物列車の世界を楽しみたい方
- - 鉄道模型の最新情報を追いかけたい方
『エヌ』の誌面構成
新たにリニューアルされた同誌の構成は以下の通りです:
- - 特集『模型で楽しむ貨物鉄道』
- - 第2特集『駅物語 東京駅1964』
そのほかにも、数多くの新連載が用意されており、模型の美しさを引き立てる内容が揃っています。特に「模型工作教室」や「鉄道名車両の記録」など、さまざまな知識を深めるための特集が並ぶことで、読者の学びも充実するでしょう。
書誌情報
- - 書名: 『エヌ』2024年Autumn(Vol.138)
- - 発売日: 2024年9月21日(土)
- - 価格: 1540円(本体1400円+税10%)
- - ページ数: 128ページ
この魅力的なリニューアルを機に、Nゲージ鉄道模型の世界をより広く深く楽しんでいただければと思います。