空海の教え体感
2020-02-04 18:29:03
空海の教えを音で体感する新しいエンターテインメントサービスの誕生
5G時代に生まれ変わるエンターテインメント
日本国内での未曾有の体験が、善通寺にて始まろうとしています。それは、空海の教えを現代に伝える新たなエンターテインメントサービスです。このサービスは、空間音響技術を駆使したMR(Mixed Reality)体験を通じて、訪れる人々に、空海の言葉や教えをより身近に感じてもらおうという試みです。2023年は空海誕生から1250年という特別な年であり、この取り組みは「弘法大師御誕生1250年記念事業」の一環として発表されました。
空海の生誕地、善通寺
善通寺は四国八十八カ所の霊場の一つとして、また空海の生誕地として広く認識されています。その境内は約45,000平方メートルにわたり、歴史的な背景を持つ環境に恵まれています。この場所で展開される新サービスは、訪れた人々にとっての大きな楽しみとなることでしょう。
作品の特徴と魅力
このサービスの展開では、広大な境内を米国で活躍するイラストレーター、ジョセフ・フォルト氏が手掛けたお遍路案内キャラクターが、訪問者を楽しくガイドします。特に注目すべきは、弘法大師・空海自身の言葉が現代に響き渡る形式のコンテンツです。ナビゲーターには声優の高畑淳子氏が参加し、キャラクターたちが声をあてることで、より親しみやすい体験を提供します。
実施概要
サービス名は「Voi Cine WALK 善通寺〜こころに響く空海の言葉」。具体的な実施期間は、2020年の2月10日から3月21日までで、商用サービスは2020年3月末頃から開始される予定です。これに合わせて、実際の体験がどのように感じられるか、興味深い結果が期待されます。
積極的な企業連携
このプロジェクトは、有限会社ル・スポールとNEC(日本電気株式会社)を中心に、さまざまな企業が進めていることも見逃せません。株式会社コアミックス、総合商圏株式会社、一般社団法人日本地域情報振興協会、株式会社フレッシュハーツらが協力し、サービスの開発やブランディングを推進しています。
地方創生EXPOへの出展
新サービスの誕生は、いわゆる地方創生の一環として評価されており、2020年2月5日から7日間にわて開催される地方創生EXPOにも出展が決まっています。この場では、コンソーシアムの説明会も行われる予定で、多くの人々に新たな発見を提供するチャンスとなるでしょう。
まとめ
新たなMRエンターテインメントサービスの展開は、訪れる人々に空海の教えを音で体感させる試みであり、地域の魅力を再発見する機会にもつながります。善通寺の歴史的背景とともに、現代のテクノロジーを融合させたこの体験は、日本の伝統文化を新たな形で楽しむ手段となること間違いなしです。
会社情報
- 会社名
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有限会社ル・スポール
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-27-1神宮外苑ビル5階
- 電話番号
-
03-6721-0199