アフラック生命保険がジョブ型人事指針を公表
2024年9月25日、アフラック生命保険株式会社は、内閣官房が公表した「ジョブ型人事指針」に同社の人事の取り組みが掲載されたことを明らかにしました。また、9月5日に行われた「ジョブ型人事推進会議」にも参加し、その成果を内外に伝えました。
ジョブ型人事の重要性と政府の取り組み
政府は「新しい資本主義」の実現を目指し、労働市場の機能向上を目的とした「三位一体労働市場改革」に取り組んでいます。この一環として、ジョブ型人事制度の導入を企業に促進しており、2023年8月28日に20社の成功事例を集めた「ジョブ型人事指針」を発表しました。この指針は、各社が自社の文化やスタイルに適した導入方法を考慮できるようにすることが狙いです。
アフラックは、2021年から職務等級制度を導入し、社歴や年齢、性別を問わず、「意欲」と「能力」を重視した人財マネジメントを進めています。この取り組みが評価され、特に保険業界の中で唯一、同社の事例が指針に取り上げられました。
具体的な施策と成果
アフラックが実施している人財マネジメント施策は以下の通りです:
- - 職務記述書の全社公開:約1,600ポストの職務記述書を作成し、これを全社員がアクセスできるように公表。これにより採用、育成、評価の各プロセスが一貫した基準で行われるようになります。
- - 自己啓発支援金の支給:社員が主体的にスキルや知識を向上させるための支援金を提供し、自己啓発を促進しています。
- - HRテクノロジーの活用:人事関連のデータを効果的に利用するための環境を整備し、経営陣がデータに基づいて業務をモニタリングできるようにしています。
これらの施策により、同社は持続的な成長を目指したキャリア形成をサポートし、多様な人財の力を引き出す環境を構築しています。
賞状授与式と未来への展望
「ジョブ型人事推進会議」では、政府からの事例提供に対する感謝状がアフラックに贈られ、岸田文雄総理大臣と直接意見交換を行いました。このような機会を通して、同社は今後も独自の資源と専門性を活かし、社会的な課題解決に貢献する姿勢を示しています。
さらなる情報の提供
当社の人財マネジメントの取り組みについては、公式サイトに詳細な報告書が掲載されており、興味のある方は是非ご覧ください。また、「ジョブ型人事推進会議」の様子を収めた動画も政府広報オンラインで視聴可能です。
このように、アフラックは今後も人事制度の革新を進め、ステークホルダーからの期待に応え続けることを約束しています。