AI医療の新展開
2021-01-29 12:04:41
AIを駆使した医療機器で地域医療の質向上を目指すカルディオインテリジェンス
医療の未来を切り開くAI技術
株式会社カルディオインテリジェンスは、先進的なAI技術を駆使した医療機器の開発を進めている企業です。このたび、医療法人社団彩悠会との提携を発表し、医療現場での新しい取り組みを始めました。この提携により、長時間心電図解析ソフトウェアであるSmartRobinTMの利活用が進められ、質の高い地域医療の提供を目指します。
提携の目的と新たな取り組み
カルディオインテリジェンスは、持つ医療機器の機能を医療現場に実装するため、彩悠会とContinuous Improvement(継続的改善)の概念に基づいた協力を進めます。具体的な取り組みとしては、デバイスの開発や改良、さらには実際の医療現場でのテストを行い、実用性を高めていく予定です。
特に注目されるのは、SmartRobinTMが持つ心房細動の早期発見機能です。これは、心電図の微細な波形変化を高精度で検出するもので、従来なら専門医でないと診断が難しかった部分に踏み込み、非専門医でも心房細動の診断を行える手助けとなる仕組みです。これにより、医療過疎地での診断機会が増え、患者に対する早期の治療介入が可能となります。
問題解決につながるサービス
SmartRobinTMは、心房細動を早期に発見し、脳梗塞のリスクを減少させ、高品質な医療を地域に提供することを目指しています。特に医療現場では、多忙さから疲弊している医療従事者に対し、ソフトウェアによる診断サポートが大きな負担軽減となるでしょう。
医療法人社団彩悠会の眞鍋淳理事長は、この提携について「先進的な医療機器を通じて、地域の医療福祉に貢献することができる」とコメントしています。このような動きにより、医療機器の開発だけでなく、地域全体の医療の質の向上に寄与することが期待されています。
彩悠会の医療提供体制
埼玉県を拠点に活動する医療法人社団彩悠会は、内科、整形外科、脳外科、リハビリテーション科、皮膚科などを網羅しています。これらの科目を通じて、最新の医療技術を地域住民に提供し、患者の健康を守る役割を果たしています。
法人のビジョン
カルディオインテリジェンスは、ディープラーニング技術を活用して、医療検査の精度改善に取り組んでいます。医師やAIエンジニア、IoTスペシャリストなど、専門家たちが集結し、高度な医療技術を提供することを目指しています。今後もAIを用いた医療技術の普及に向け、社会全体への貢献を続けていくことでしょう。
終わりに
株式会社カルディオインテリジェンスと医療法人社団彩悠会が手を組んで新たな医療の可能性を探るこの試みは、地域住民にとって大きな意味を持つことでしょう。今後の展開が期待される中で、質の高い医療サービスが多くの患者に届くことを願うばかりです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社カルディオインテリジェンス
- 住所
- 東京都港区東麻布一丁目25番5号VORT麻布イースト2階
- 電話番号
-
03-6821-0390