サークレイス、AIエージェントBPOサービス『AIO』の展開開始
digital-solutionsを提供するサークレイス株式会社が、新サービス「AIエージェントBPOサービス『AIO』」を発表しました。このサービスは、株式会社パソナと共同で開発されたもので、SalesforceのAIエージェント「Agentforce」を活用し、企業の業務効率化と顧客満足度の向上を目指しています。
AIOとは?
AIOは「AI BPO(Artificial Intelligence Business Process Outsourcing)」の略称で、AIエージェントを駆使したBPOサービスを指します。これまでにない業務プロセスの変革が求められる現在、業務の専門家とAI技術者の協力が不可欠です。AIOはこのニーズに応えるため、サークレイスが持つ専門的なノウハウを活かし、AIエージェントの導入を進めます。
Salesforceの「Agentforce」の導入理由
数々の開発実績を持つSalesforceにおいて、サークレイスは特に「Agentforce」というAIエージェント技術に着目しました。2024年には「Salesforce 生成AI & Salesforce Data Cloud PoC支援パッケージサービス」を開始する予定で、これによりデジタル労働力を効果的に生み出し、企業の課題解決を迅速に行うことができるとしています。
提供されるサービスの重要性
サークレイスが提供するサービスは、いくつかの具体的なメリットをもたらします。
1.
迅速かつ正確な顧客対応: AIと人的支援の協調により、業務の属人化を防ぎつつ、マンパワーの不足を補います。
2.
コスト削減: Salesforceプラットフォームの活用により、初期投資を抑えた効率的な業務運営が可能になります。
3.
業界最高水準の自動化: 業種別の自律型AI運営ノウハウを集約し、コンタクトセンターの自動化を実現します。
このように、当社のサービスは企業が持続的に成長するためのサポートを行い、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進める手助けをします。また、労働力不足という社会的な問題に対しても、AIが高品質なコンタクトセンターの運営を支える具体的なソリューションを提供します。
今後の展開
サークレイスは、特に金融、製造、小売業など、顧客サポートの品質が重要な業種に目を向け、サービス展開を進めていきます。得られたデータと知見を基に、より高機能な業務自動化ソリューションを開発し、企業の生産性向上と持続可能な成長を支援する計画です。
サークレイスの背景
サークレイスは、2012年に株式会社パソナグループとの合弁会社として設立され、その後、2020年に「サークレイス」に商号を変更。その後、東京証券取引所グロース市場にも上場しました。当社は、SaaS製品やSalesforceなどを活用し、様々な企業のデジタルトランスフォーメーションを実現する革新的なソリューションを提供し続けています。
会社概要
- - 会社名: サークレイス株式会社(circlace Inc)
- - 所在地: 東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル 6F
- - 設立: 2012年11月1日
- - 資本金: 4億803万円(2025年3月31日現在)
- - 代表者: 代表取締役会長兼社長 佐藤 スコット
まとめ
サークレイスが展開するAIエージェントBPOサービス『AIO』は、AI技術と業務ノウハウを融合させ、より効率的で品質の高い顧客対応を実現する可能性を秘めています。企業の持続可能な成長を支援するこの新たな試みに注目が集まります。