かえつ有明高等学校がオーチスのSTEM大会で優勝!
日本オーチス・エレベータ株式会社は、毎年開催される「Made to Move Communities™」プレゼンテーションコンテストの国内大会で、かえつ有明高等学校のチームが優勝したことを明らかにしました。この大会は、全国から集まった学生たちが科学、技術、工学、数学(STEM)のスキルを活かして発表を行うもので、今年は特に注目が集まりました。
全国の学生が熾烈な競争を繰り広げた
この度の大会には、日本全国の7校から9つの学生チームが参加し、合計67名の学生がそれぞれのアイデアを競い合いました。厳正なる審査のもと、選ばれた5チームが国内大会に進出し、その中にはかえつ有明高等学校が含まれていました。
インクルーシブ・モビリティをテーマにした競技内容
選手たちは、移動に関する身体的、地理的、経済的障壁を克服するための解決策を探求しました。今年の大会テーマは「地域社会の安全性、接続性、生産性、利便性を向上させる移動ソリューション」でした。学生たちは日本オーチスの社員からのメンタリングを受けながら、数週間にわたるインタラクティブなカリキュラムに取り組み、技術的なアイデアを洗練させました。
優勝チームの革新的な提案とは
その結果、かえつ有明高等学校のチームは、より安全で快適なサイクリングを実現するための折りたたみ式ヘルメットを提案し、栄冠を手にしました。この独自のアイデアは、学生たちの想像力と問題解決能力を示すものであり、同時に実社会での貢献にもつながるものでした。
授賞式の感動の瞬間
授賞式は、3月10日に日本オーチスの本社で行われ、社長のパトリック・ヨング氏やサポートを行った社員たちが集まり、華やかな雰囲気の中で行われました。ヨング社長は「今回の学生たちのアイデアが実社会で活かされるよう、さらなる探求を期待しています」と語り、学生たちの今後に期待を寄せました。
感謝の言葉と次への挑戦
学生チームの代表、植原誠一郎さんは「チームメンバーのアイデアを共同で発展させる過程が刺激的で、多くの学びがありました。また実社会への貢献を考える機会を得たことに感謝しています」とコメントしました。この経験は、彼らの未来に向けての挑戦となるでしょう。
全国大会の結果と今後の展開
今回の国内大会では、2位に山形県立米沢興譲館高等学校が入賞し、特別賞が他の数校にも授与されました。この取り組みは「Made to Move Communities」プログラムの一環であり、今後参加するアジア太平洋地域大会には札幌日本大学高等学校と山形東高等学校の2チームが進出します。4月には優勝チームが発表され、さらなる国際的なステージへと続く流れとなります。
オーチスは今後もSTEM教育を支援し、次世代の才能を育成することに注力していきます。これまで750人以上の学生が参加し、100万ドル以上の助成金を授与してきた実績があり、教育の素晴らしい未来を築くために引き続き努力します。